ただいま絶賛花郎ロス中です…

正確に言えば、パク・ヒョンシクくん演じる王様(真興王)/ジディのロスなんですが。

 

この文章を書き出した現時点の日付が1月31日、花郎を見終わった次の日です。

1月の3連休中に1話を見てから、毎週末順調に消化して1月中に見終わりました。

 

花郎はずーっと見たいと思っていた作品で、数年前に一度録画していたのですが、タイミングが合わずに見るのを先延ばしにしているうちに録画したデータが消えてしまい、結局見れずじまいになっていました。

 

そんなこんなで時が過ぎていたのですが、昨年(2021年)の6月13日からBSで放送されるという情報をききつけました。今度こそちゃんと見ようと思って毎週忘れずに録画を完了させていたのですが、そこからまたしばらく寝かせ、その間に見た『梨泰院クラス』でパク・ソジュン氏の演技の魅力に気付き、これはもう花郎見るしかないな!と思って満を持して見始めました。

 

見てる途中から感想レポを書くのを楽しみにしていましたので、さっそく書いていきたいと思います。どんどん書いてたら軽く短編小説並みの長さになりました。

例のごとくここから先はネタバレしかありませんので、これから花郎見るよ~という方はお気をつけください!

 

『花郎 希望の勇者たち』感想(ネタバレあり)

 

具体的な内容の前にまずタイトルのことなんですが、わたしが録画した花郎には『希望の勇者たち』ってサブタイトルがついてたんですが、韓国での本放送時とかこれまでの日本放送時とかにはどうやらこのサブタイトルはなかったみたいなんですが、どうなんでしょう?今回の放送のためにあえてサブタイトルつけたのかな?1話のときから「こんなサブタイトルあったっけ?」って思いながら見てたのですが、詳細がいまいちわからず。でも、いちおうそういうタイトルになってたので、今回の感想レポではサブタイトルありの題名にしています。

 

ストーリーは『今から1500年前の新羅時代。賤民の村で暮らすムミョン(パク・ソジュン氏)は、生き別れた家族を捜したいという親友のマンムンと共に都に潜入する。ところが、二人は禁軍に追われて深手を負い、マンムンは命を落とす。ムミョンはマンムンの本名“ソヌ”を名乗り、彼の妹であるアロを守るために生きようと決意する。一方、新羅第24代王の真興(チヌン)王(パク・ヒョンシクくん)は、摂政の母・只召(チソ)太后の命令で世間に顔を明かすことなく生きている。不眠に悩む真興王は、街で語り部のアロの話を聞いているうちに眠りに誘われ、彼女に興味を抱く。そんな中、只召太后は見目麗しい貴公子を集めて王の親衛隊“花郎(ファラン)”を創成すると宣言。ムミョンことソヌは親友の命を奪った者への復讐心から、真興王は母から王権を奪還すべくジディという偽名で花郎になる。それぞれの目的を果たすために花郎となったソヌとジディはぶつかり合いながらも絆を深め、成長していくが…。』(BS-TBS公式サイトより)

 

公式サイトには『花郎たちの愛と成長を描いた青春ロマンス時代劇』とも書いてあるんですが、上記の長いストーリーはあくまで話が始まるきっかけなので、全体を通してのストーリーはといえば、『花郎たちの愛と成長を描いた青春ロマンス時代劇』のひとことに尽きます。まさにこれ!良い意味でも悪い意味でも、これ以上のことはありません。

 

エピソード的には、ムミョンとマンムンが都に潜入してドタバタに巻き込まれたり、マンムンが王様=真興王の顔を見たという理由で殺されてしまったことでムミョンが王様に対して復讐心を燃やすようになったり、ムミョンがソヌを名乗ってアロ(ヒロイン)のお兄さんとして生きていく決意をしたり、ムミョン=ソヌが花郎になったり、いい加減に王様として世間に顔出しをしたい真興王とまだ時期尚早だからとそれを阻止したい実母(只召太后)との確執だったり、仲悪い貴公子たちの喧嘩だったり、花郎に与えられる試験についてだったり、南扶余への和親使節団派遣からの現地での大事件勃発だったり、ソヌ(ムミョン)とアロの恋愛模様とすれ違いだったり、ジディ(真興王)のアロに対する胸キュン片思いだったり、本当にいろんな話が出てくるのですが、いろんな話が盛り込まれすぎてて、なんか全部が中途半端!

 

いちおう全てのエピソードに決着というか結末はあるので、話自体は完結するのですが、それと同時にあんまり印象にも残らなかったかなといった感じがしました。

 

で、わたしがこう感じた理由の一つとして、もともとのストーリーの内容もあるかもしれませんが、途中カットされたシーンがあるからじゃないかなと思います。

 

花郎は韓国で放送された時は全24話でしたが、今回わたしが見たのは全20話になっていました。ネットフリックスで検索してみると、全24話の1話あたりが50分前後だったので、カットされたのは3時間ちょっとくらいかなと思うのですが、カットされていることに変わりはない。カットしても話が理解できるところをカットしているだろうとはいえ、急に話が展開するところがちょいちょいあって、ん??となるところもありました。

 

日本放送時にカット版が放送されるのは花郎に限ったことではないですが(麗とかもそう)、ほんと、カット版にするのやめてほしい…。放送するなら全話ちゃんと放送してほしいですね。

 

なんかこれまでに書いたことだけを見るとあんまりおもしろくなかったみたいに感じられますが、ドラマ的にはおもしろかったです!毎回次に続くときの切り方が絶妙で、気になる気になるっていいながら再生していました。あと、キャラクターがみんな魅力的だった。ずーっと見ようと思っていた甲斐がありました。

 

わたしがずーっと見ようと思っていたにも関わらず見ていなかったのは、単純に時間的なタイミングとかもあったんですが、最初に録画した時、タイムリーに花郎を見た先輩社員から「誰も幸せにならない。見終わった後に見るんじゃなかったと思った!」と言われていたからでした。

 

え、そんなに見終わった後に辛くなるような話なの?と思うとなかなか見始める勇気が出なかったんですが、『梨泰院クラス』でパク・ソジュン氏を知ってから、もうこれはいよいよ花郎を見るときがやってきた!と思って視聴スタート。

 

見ている最中もどんな悲劇が待っているのか…と思いながらビクビクしていて、2話でマンムンが殺された時はまじか2話目でこれ?!ってなって、なかなかハードやな…って思っていたのですが、それからは話が進んでも言うほど悲劇は起きない。これはもしかして最終回にソヌ(ムミョン)とジディ(真興王)が王様の座を争って血みどろの戦いをするのでは…場合によってはどっちか命を落とすのでは…と思っていました。

 

で、いざ最終回。終わってみると、全て丸く収まってまさかのハッピーエンド!

正直拍子抜けしましたが、悲しい終わり方じゃなくてほっとした喜びのほうが大きかったです。(先輩社員はたぶん違うドラマと勘違いしていたのではと思います)

 

日本でいくと、おそらくこういう展開になったら真興王ではなくてソヌが王様になるっていう結末になることが多いかなと思うのですが、ストレートに真興王が王様になってくれて本当に良かったです。韓国のドラマって、悪役はとことん悪役(途中で改心したりしない)ですが、良い人は最後まで良い人なことが多い(少なくとも今まで見たドラマではそんな感じ)ので、そういうところが好きです。

 

そして、なんといっても登場人物がみんなイケメン!

誰が映っても画面が華やかで、ワクワクしました!

 

韓国語教室でこの話をしたとき、先生に「麗とどっちがイケメンですか?」って聞かれて、そのときは麗とはタイプが違うイケメンなので…(どっちも好きの意)って答えたんですが、今同じことを聞かれたら花郎です!って答えます。これは完璧好みの問題なのですが、わたしの中では花郎のほうが健康的なイケメンって印象です。

 

ということで、ここから主要キャストのご紹介と、わたしのコメントです。

 

*アロ/Ara

まずはヒロインのアロから!

真骨のキム・アンジと賤民の母の間に生まれる。明るくしっかり者で、医者である父を手伝いながら語り部としても人気を集めている。自分の隣で眠りたいというジディが現れ、生き別れた兄ソヌが戻ってきたことで人生が一変する。

説明のとおり、明るくしっかり者のお嬢さんって感じで、今まで見てきた韓国時代劇のヒロインとはちょっと違う雰囲気だなって思いました。ドラマを見る前、アロが普通の女性すぎて(劇中でもアロはめちゃくちゃ美人というよりどちらかというと親しみのある一般的なお顔って設定だった)、アロを受け入れられずに見るのを辞めたって口コミを見かけていて、へーそんな感じ?と思いながら見始めたのですが、確かに最初はアロの表情とか話し方が思ってるのと違う!ってなりました。でも、話が進むうちに逆にアロのその普通さというか、誰にも媚びない(イケメン花郎たちに気に入られようとしていない)自然な振る舞いに好感を持つようになりました。わたしだったら超絶イケメン(しかも王様)のジディに言い寄られたら確実に舞い上がるのに、アロは全然なびかなかったので尊敬。それどころか、ジディが好意を見せてくるようになったときに「これだけ好きって言われると疲れるのね」みたいなこと言ってて驚いた。私もアロみたいに、人によって態度を変えない女性になりたい。

あと、アロはとても素直で、自分の気持ちに正直なところも好きだった。一時は実の兄だって偽ってたソヌ(ムミョン)を拒絶したりもしますが、その後すぐにソヌ(ムミョン)のことが好きだと気付いてちゃんと言葉にしてたし、悲しいときは我慢せずに泣くし(アロすぐ泣くやんと思った時もありましたが)、自分の思ってることとやってることにギャップがなくて良かったです。めちゃくちゃ華やかではないけど、常識があって誰からも好かれる地に足のついたヒロインでした。

Araさんはこのドラマで初めて知ったのですが、日本語が堪能で日本の映画などにも出演経験があるそうです。日本語しゃべってるところも見てみたい!現代劇ではどんな感じで演じるのかも気になるので、またどこかで見れたらいいなと思います。

 

*ソヌ/ムミョン/パク・ソジュン

賤民の村で無名(ムミョン、名無しの意)と呼ばれて育つ。都で親友のマンムンを亡くし、ソヌという彼の本名を借りて生きることを決意。マンムンの妹アロを守りたいという気持ちがいつしか恋心に変わっていく。新羅の貴族制度に反感を抱き、花郎となる。

なんですか、パク・ソジュン氏が演じる役は真っ直ぐで正直で強くて優しくて男らしい役ばっかりなんですか!というくらい、ソヌ(ムミョン)は男前でした。真っ直ぐすぎて融通が利かないところもパク・セロイと似てたし(作品的には梨泰院クラスのが後ですが)。てか、ソヌって借りた名前だから本人は実際はソヌではなくて、アロの実の兄(マンムン)がソヌなので、見てるこっちからしたらムミョンと呼べばいいのかソヌと呼べばいいのかって感じで紛らわしいです。あと、ムミョンは賤民の村でその身体能力の高さから「犬鳥」と呼ばれていたのですが、花郎になってからも周りに「犬鳥」と呼ばれてたんですね。確か賤民の村から来たことは伏せてた(なんせソヌ=マンムンの身代わりだから)はずなのに、賤民の村での呼び名がなんでここ(花郎)で広まってるんだ?と思いましたが、何か説明ありましたっけ??よく覚えてないです。

この主人公はいったいどんなキャラクターなのかなと思っていたのですが、ドラマの始まりが割とコメディちっくで、マンムンと一緒にいるムミョンはよく笑っていたので、最初は、あ、こんな明るい感じなんだなと思いました。賤民の村での養父との掛け合いも面白くて、さすがラブコメの神といわれるだけあるなと思っていたのですが、マンムンが亡くなってから雰囲気が一変!あまり笑わなくなったし、いつも何か思いつめたような顔をしていて、アロ以外には心を許さないようになってしまいました…。家族同然の親友が亡くなったし、そのことで王様に復讐してやるって決意もあるので仕方ないかなと思うのですが、パク・ソジュン氏の笑った顔好きなので、あまり見れなくなってちょっと残念でした。それでも、たまに満面の笑みになったり、花郎たちとコミカルな掛け合いをしているときはギャップもあってかわいらしかったです。

冒頭に「アロを守りたいという気持ちがいつしか恋心に変わっていく」って書いているのですが、割りと早い段階(4話くらい?)ですでにアロを女性として意識し出していたので、のちのち恋愛感情が芽生えるだろうというのはわかっていましたが、それでも、え?早くね?と思いました。でも、アロが好きだと思ってから、何度かすれ違いはあったもののアロに対して自分の気持ちを偽ったりしなかったので、さすがだなと思いました。

これは直接話には関係ないのですが、ソヌがプライベートとか戦闘用の赤い服を着て髪を下ろしている時と、花郎の青い衣装を着て鉢巻き+サラサラストレートハーフアップの時とで、髪の長さが明らかに違っていたのが気になって気になってwwあの時代、エクステのシステムとかあったんかなってどうでもいいこと考えてしまいました。戦闘用の赤い服といえば、なんであの衣装の時ソヌだけ鉢巻きなしのナチュラルヘアだったのかも気になったし(1回だけ、ジディも鉢巻き無しでしたが)。結局、最後まで理由はわかりませんでした。

なんかいろいろ書きましたが、総括すると、ソヌ=ムミョンは文句なしでカッコよくて、他の花郎たちから慕われる存在になるのも納得!って感じでした。最終回でアロにデレデレになってたのもかわいかったし、これからもアロとお幸せに!真興王のことも大切にしてあげてね!

『梨泰院クラス』を見終わった後のパク・ソジュン氏ロスを埋めるべく見始めた花郎でしたが、やっぱりパク・ソジュン氏はカッコよかった!顔がめちゃくちゃ美形ってわけではないんですが(褒めてます)、醸し出す雰囲気がもう男前すぎます。声もかっこいいし。あの高身長で時代劇の衣装着たら優勝ですよね。今回はOSTも歌ってるようで、演技もできるのに歌もできるって多才すぎて!

 

*ジディ/真興王/彡麦宗/パク・ヒョンシク

新羅第24代王・真興(チヌン)王、彡麦宗(サムメクチョン)。7歳で即位して以来、母・只召太后の命令で身を潜めて生きてきたため、彼の正体を知る者はほとんどいない。母への反感からジディという偽名で花郎に志願する。アロに興味を抱き、惹かれていく。

わたしの花郎での推し!さんざんソヌ=ムミョンカッコイイ!って言っといてなんですが、推しは王様です!とにかくお顔が好みすぎる。背高いし、スタイルいいし、声もイケボで最高です。初登場シーンは黒子さんみたいな感じで黒い布でほぼ顔を隠してて、さらに王様が馬で走り去った後に出迎えた家臣が同席していた禁衛将(護衛兵士)に即殺害されたので、なんだこの王様ヤバいやつ!って思って(王様は悪くないのですが)印象は良くなかったです。家臣としゃべってる様子もなんか生意気そうだったし。その後もなにかにつけて上から目線でいけ好かないなぁって印象だったのですが、ずっと顔見てるうちに、アレ?なんかめっちゃ綺麗な顔してない?ってなって、その綺麗な顔が怒ったり不機嫌になったりいたずらっぽく笑ったりしているのを見ている内に、いつのまにかすっかり気になる存在になってました。わたし的に、悲しそうな時に本当に悲しそうな顔するのにキュン。冷たい人なのかなと思っていましたが、民想いでどうしたら民にとって良い国になるのかということを常に考えていて、争いを好まず、お母さんに反発しながらも心から憎んだりしていないという、性格もイケメンな王様でした。

韓国ドラマに一人は登場する、めちゃくちゃいい人なのに好きな人に振り向いてもらえないポジション、花郎ではそのポジションがまさかの王様です。ま、ソヌ=ムミョンという人が登場する時点で、アロはソヌと上手くいくんだろうなってことは予想できるのでそれはいいんですが、ここまで王様の片思いになるとは…。ソヌと上手くいかない時期に少しくらい王様になびくかなとか、王様と上手くいくと見せかけてソヌとくっつくとかかなと淡い期待を抱いていましたが、アロが王様完全スルーだったので、ガチで片思いで終了しました。

でも、そんなアロに片思いな王様がめっちゃ可愛くてイケメンだったんですよ!まず、アロのことがなんか気になるな、から、アロのことが好きだ!ってなるのに時間がかからなさすぎて、その潔さが良かった。花郎の登場人物、みんな素直。ソヌにアロのことが好きなのか?って聞かれた時も、はっきり好きだって言ってて、変に気持ちをごまかしたり隠したりしてなくてカッコよかったです。パオに「なんでアロ様なんですか?他にももっと綺麗な人がたくさんいるのに…」って言われた時も、「顔で選んでない、お前はそういうところ(見た目)で判断するからモテない」みたいなこと言っててまじで惚れた。同じシーンで、パオの発言の後にちょっと小バカにしたように「ハッ」って鼻で笑った顔も超絶イケメンでした。あと、これだけは絶対に言っておきたい王様の胸キュン仕草があるので、書きます。アロが、ソヌが実は本当のお兄ちゃんではないと知った時にソヌを避けるんですが、それが原因でソヌもアロを避けるようになるんですね。お互いが避けている状態の時にアロが泣いている所なんかを目撃してしまったジディは、落ち込んでいるアロを元気づけようと彼女のところへ行き、励ましつつも「俺にしとけ」的な感じで好意を伝えます。でも、アロはそんなジディに構うことはなく、考えるのはソヌのことばかり。ジディに背を向けて洗濯物干しを続けようとしますが、洗濯物を広げるアロの顔には直射日光が。眩しそうに顔をしかめるアロの顔に急に影が落ちて、それに気づいたアロが視線を動かすと…手で直射日光を遮るジディが。ジディは自分を見つめるアロと目を合わせ、「やっとこっち見た」と嬉しそうな、でもどこか切なそうな表情を浮かべる……って、はい最高。このシーン思い出すだけで顔ニヤける。わたしの説明じゃ伝わりきれないだろうことが大変悔しいくらい、この時のジディが本当に素敵すぎて忘れられません。さっきまで自信満々俺様気質だったくせに、急にしおらしくなるの反則~。ドラマの中で一番好きなシーンだし、これでわたしは完全にジディ=王様落ちしました。

で、こんな感じでずっとアロに一途だった王様ですが、先ほども書いたように結局片思いのまま、ソヌの元へとアロを送り出し、アロの気持ちを尊重するという形で決着します。その時も、顔を見ると欲が出てしまうから手紙で伝えることにしたとかいうし、自分だってアロのこと愛しているはずなのに早くソヌの元へ行けとかいうし、王様まじで男前すぎ。自分の幸せよりもアロの幸せを願ってくれた王様でした。

王様は終始上から目線で(なんせ王様だから)、特に序盤はどこか冷めたところもありましたが、もはやその上から目線さえも可愛らしく思えたし、王様という身分を隠しているときでもうっかり出ちゃう王様発言とか、パオとの掛け合いとかもほっこりしました。終盤、ソヌと王様が敵になるという展開はハラハラしたというか、この感じでいくと王様が倒されてしまうかもしれないと思ったので本当に心配しましたが、そうならなかったので安心しました。ジディの王様としての話よりも、断然花郎としての生活に注目してほしいなと思います。

さんざん書きましたが、とにかくパク・ヒョンシクくんカッコよすぎました。思わずインスタフォローした(気になる俳優さんのインスタすぐフォローしがち)。お顔が好みだと書きましたが、特に唇がね!あんな感じで口角がキュッと上がってる唇が好きなので、たまりません。あの口角に近づきたくて、口角が上がる顔面ストレッチ始めました。パク・ヒョンシクくんはアイドルグループのZE:A(ゼア)のメンバーとのことなのですが、グループ自体は事実上解散状態になっているらしく。授賞式とかでもしかしたら目撃していたことあったのかなぁと思いますが、ちょっと覚えていません。OSTも歌ってて、グループではメインボーカルだったらしいのでどんな歌声なのかなと思って聞いてみましたが、なんか妙にセクシーな歌声だった。イケボだからかな。パク・ヒョンシクくんも現代劇で見てみたい俳優さんです!

 

*スホ/ミンホ(SHINee)

太后派の長キム・スプの息子。勇猛さと武術の腕は都で一番の肉体派。容姿端麗で気さくな性格。女性たちの心を振り回す遊び人だが、実は只召太后に憧れている。犬猿の仲のパンリュと共にウィファ(花郎の長・風月主)の罠に嵌り、花郎となる。

何不自由なく自由にのびのび育った青年って感じです。みんなそれぞれ何かしらの事情を背負っている主要キャストの中で、唯一深刻な悩みがない人でした。あえて言うなら、只召太后に憧れている(好意がある)ってことくらい?この設定を知った時、嘘だろwwって思ってしまったんですが…そもそもドラマでフィクションなことは重々承知ですが、それにしてもあり得んなと思ってしまいました。只召太后自身がどうのというより、相手は仮にも王様のお母さんで摂政なんだけどな。尊敬してますという意味での憧れならあるかなと思いましたが、スホは確実に恋愛感情寄りの憧れだったのも、ん?と思った原因かもしれません。

でも、なんだかんだ花郎の中で一番常識があるのはスホだと思う。パンリュと仲悪すぎて、最初の方顔合わせるたびに無駄に喧嘩ふっかけててしょうがないやつと思ってましたが、その気さくな性格でソヌとかジディとかともそれなりにスムーズに関係を築いてたのはさすがだなと。パンリュとだってあんなにいがみ合ってた割に歩み寄ったのはスホの方からだったし、カッとなって突っ走ることもありましたがとんちんかんなことはしない人でした。クラスにいたら確実に学級委員長になるタイプ。スヨンという妹がいて、妹のことからかいながらも大事にしてたのも好感持てました。

終盤、怪我をした禁衛将の代わりに只召太后の護衛を務めることになるのですが、その時がスホが一番目立つときかなと思います。全編通してずっと出てたし、それなりに見せ場のシーンもあったんですが、なんといっても最後のファインプレーが大きかった。最初の方はもっとフラフラチャラチャラした不真面目な人なのかなと思っていましたが、全然そんなことなく、頼りがいのあるリーダーでした。これも花郎での成長の証かな?

ミノくん(表記的にはミンホですが、発音はミノなのでわたしはいつもミノくんと言っている)といえばSHINee、SHINeeといえばSMファミリー!ということで、ミノくんの存在自体は以前から知っていました。SHINeeのパフォーマンス自体はあんまりちゃんと見たことはないんですが…。そんなミノくん、韓国の軍隊の中でも最も厳しいといわれる海兵隊に自ら志願して入隊したというエピソードがわたしの中で特に印象的。この人は間違ったことしなさそう。

 

*パンリュ/ト・ジハン

知的で端正な顔立ちだが、誰にも心を開かず、女性にも関心のない冷血漢。反太后派パク・ヨンシルの養子。ヨンシルに頭が上がらない実父のパク・ホを見ながら、やりきれない気持ちを抱えている。太后派のスホとは宿命のライバル。

↑の説明と同じになってしまいますが、まさにそのまま、めっちゃきれいなお顔をしていますが、取り巻きや父親と一緒にいるときはほぼ笑いません。“笑”だけじゃなくてほとんどの感情を表に出さないので、いつ見ても同じ表情。ただ、スホと言い合いしてるときは不機嫌そうな顔になります。スホは人望があって一緒にいる人たちも取り巻きというより仲間って感じなんですが、パンリュの周りにいる人は完全に「取り巻き」です。パンリュのことがどうこうというより、親の権力に寄ってきてるんだろうなって感じ。パンリュがこんな性格になってしまったのもわかるなって思います。

パンリュの行動は全て養父であるパク・ヨンシルによって操られているというか決められていて、パンリュ自身もパク・ヨンシルの養子になったおかげで身分が高くなったので、やれと言われたことには逆らえません。なので、花郎になってから只召太后の邪魔をするためだったり花郎の評判を落とすためだったり花郎の中にいるという王様を暗殺するためだったり、パク・ヨンシルからスパイ的なミッションを与えられるのですが、その全てを完全に遂行しきれてなかったというね。まともに遂行できたのって王様を暗殺するために王様(だと勘違いされていたソヌ)の居場所を刺客に教えるくらいじゃなかったかな…?最終的にパク・ヨンシルが失脚したのって、パンリュがことごとく任務遂行しなかったからってのも原因の一つだと思う。根はいい子で、心のどこかでパク・ヨンシルへの反抗心を持っていたがゆえの行動だとは思うんですが、なんか少し中途半端なキャラでした。

こんな感じで、パンリュにはう~んと思うことが多かったのですが、スホの妹のスヨンのことを好きになったくらいからちょいちょいパンリュかわいいなと思ってました。あんな冷血漢でも、好きな女性には弱いんだな。スヨンもスヨンで積極的だったので、二人は相思相愛になるんですが、なんせパンリュはスホとは超絶仲悪いし、そもそも家も対立している同士なので、状況からいったらまさにロミオとジュリエット。めちゃくちゃ反対されて報われない恋になるのかな、パンリュはスヨンのことになると優しい顔で笑うのになと思ってたんですが、特に大ごとになることなく最終回を迎えました!拍子抜け!最終回でコソコソ会っていたところをスヨンのお父さんに目撃されてビックリ!みたいなシーンがあったので、あのあと何かあったのかもしれませんが。パク・ヨンシルが失脚してしまい、パンリュはパッとしない家柄(だってスヨンが言ってた)になったので、案外認められるかも?とも思います。

ト・ジハンくん、思いっきり初見のテンションで見ていたのですが、その他の出演作調べてみてビックリ!なんと『100日の朗君様』でぎょんちゃん(EXO)扮する王様の護衛兵士役だったー!(『100日の朗君様』を先に見た)当時、この人かっこいいな~と思いながら見てたのですが、なんせ登場シーン少なすぎた上に、服装とか髪型とか雰囲気とかも違ったので全然気づきませんでした。で、ちょうどわたしが花郎を見ている途中に『100日の朗君様』の再放送が始まったので護衛兵士のト・ジハンくん見れるかなと思って1話だけ録画したのですが、1話は子どものころの回想シーンがメインだったことを思い出し、ちゃんと出てくるか心配しています(まだ確認してない)

 

*ヨウル/チョ・ユヌ

新羅で最も麗しく、万人の心を奪う妖艶な花郎。先王の姉だった聖骨の母を持つが、父は真骨の誰なのかわかっていない。根無し草のように生き、権力にもまるで興味がないが、都や王室については誰よりもくわしい情報通。

スホのところで、スホのことを「主要キャストの中で、唯一深刻な悩みがない人」と書きましたが、この人もなかった!太后派でも反太后派でもなく、よってスホ派でもパンリュ派でもない全くの中立の人物。こういうドラマの中には、ヨウルみたいな役の人が必ず一人いるよねって感じの役でした。出番もそこまで多かったわけではないですが、なんせ見た目が目を引くので(新羅で最も麗しく、万人の心を奪う妖艶な花郎って説明がピッタリ)、出てくるとついつい注目しちゃいました。仙門での部屋割り決めの後に、ヨウルが一番先に部屋にいて、その部屋に来た人(これ誰だったか覚えてない)にちょっと妖しい感じで声をかけるシーンがあったのですが、それがどことなくオネエっぽくて、あ、そういう人?と思ったことを告白します。

パンリュとはまた違った意味で他人に興味ない系(来る者拒まず去る者追わず的な)なのかなと思っていましたが、思ったより他人に関心がありました。ハンソンがいなくなったときに一番悲しんでたのはヨウルだったし、刺客に襲われたソヌのことも助けてくれたし。表立って積極的に何かをするってことはないけど、さりげなくフォローをしてくれるありがたい存在だったのではないかなと思います。

チョ・ユヌさんは花郎が初見でした!めっちゃ綺麗なお顔ですが、現代劇で一般人とか演じるときどんな感じなんだろう…。韓国版「のだめカンタービレ」でトランペット奏者を演じているらしいですが、わたし日本版ののだめ見てないので、トランペット奏者がどんな役かわかりませんが、トランペット似合うなと思いました。

 

*ハンソン/V(防弾少年団)

(↑余談ですが、この写真見てハンソン=テテに期待しかない!ってなりました)

最年少の花郎。好奇心が強く、天体観測が大好き。よく笑い、誰に対しても分け隔てなく接するフレンドリーな性格。ソク・ヒョンジェの孫で真骨だが、仲のよい異母兄のタンセが自分より低い身分であることに心を痛めている。

出ました!我らがVことテテことキム・テヒョン!テテはこれが演技初挑戦ですが(だから?)、実にのびのびと演技していて、ハンソンが出てくるシーンはいつも楽しみでした。もはやハンソンはテテが演じることを前提としていて、テテのために作られた役なんじゃないかってくらい、テテにピッタリの役でした。顔面が強すぎて、アイドルしてる時よりもメイク薄めでどっちかというとすっぴんの時の顔だったんですが、めちゃくちゃ顔整ってるので、テテ初登場シーンで都の街中にナチュラルに存在していたときはいやいやいや!ってなりました。なんだこのイケメンってなるやつ!花郎を見ていた方は、ハンソン=アイドル(防弾少年団のVことテテ)という認識でご覧になっていたのでしょうか…?そして、ちょいちょい顔芸を盛り込んでいて、テテといえば顔芸だったなって思い出しました。最近は大人になったのであんまり顔芸してくれなくなりましたが、やんちゃな顔とかめっちゃかわいかった。たまに事故ってたけど。天体観測が大好きエピソードはもう少しはっきり出てくるかなと思っていましたが、そうでもなかったような?もしかしてカットされたとかないよね?アロにもしっかり懐いてて若干めんどくさかったけどかわいかったし、ソヌのことが大好きすぎたのもリアルだった。てか、プライベートでもパク・ソジュン氏と仲良しなの微笑ましすぎる。パク・ヒョンシクくんとも仲良しだし、ドラマの中だけではなく、現実世界でも愛されマンネなテテです。

で、ハンソンといえば、語らずにはいられないことが!ハンソンとその異母兄タンセの祖父ソク・ヒョンジェに王様の首を取ってこいという極秘の命令を下されたタンセは、(王様だとみんなが信じていた)ソヌに真剣での手合わせを懇願し、渋々ながらソヌもそれに応じます。タンセはソヌよりも剣術に長けていて、終始タンセが優位な状況で手合わせが進んでいたのですが、そこに偶然ハンソンが通りかかります。タンセがソヌに剣を振りかざしている場面を目撃し驚いたハンソンの脳裏にあることが思い出され……この手合わせの少し前、ハンソンのところに間違って届いた、タンセ宛の小包。ヒョン宛なのにどうして自分に?ヒョンに渡せばいいのに!とブツブツ言いながら小包を開いたハンソンは、小包に添えられていた紙を開いてみました。するとそこには赤字で「必殺」と書かれていて……もしや!一瞬にしてタンセがソヌを殺そうとしていると勘づいたハンソンは二人に駆け寄り、まさにソヌに振り下ろされようとしていた剣を掴んで自分の胸の前に持っていきます。手から大量の血が流れてきてもおかまいなしのハンソンは、なんでこんなことするの?とタンセに問いかけますが、タンセは「いいから早く手を離せ!」と叫びます。それでも手を離さなかったハンソンはすぐに意識が朦朧としてきて、その場に倒れ込んでしまいます。タンセ宛に送られてきた小包の中身は少しでも触れるとすぐに死に至るほどの猛毒で、タンセは確実にソヌを殺すために剣にあらかじめ猛毒を振りかけておいたのです。目の前で苦しむハンソンに何もできないタンセを置いて、ハンソンを抱きかかえたソヌは急いで医務室へ向かって走るのですが、ハンソンはその途中で無情にも息を引き取ります。ハンソンが眠る棺桶を前に悲しみの涙を流す花郎たち、ハンソンの無邪気な笑顔が画面いっぱいに映し出され、ハンソンの最期は幕を閉じました――。

号泣です。まさか、ハンソン=テテにこんなに泣かされるとは思わなかった。自然に涙が流れてきて、止まりませんでした。ちょうどわたしがバンタンを知った直後くらいに本国で花郎の放送があっていたのですが、このハンソンの最期のシーンが放送されるとTwitterにたくさんツイートが投稿され、該当シーンの映像も流れてきていました。だから、ハンソンが亡くなるというのはドラマを見る前から知っていたのですが(大事なことはいつもあらかじめ知りがち)、その時は前後のシチュエーションは一切わからずでハンソンの意識が朦朧としているシーンだけが流れてきていたので、テテの迫真の演技すぎるところ(白目むいたりしてた)も相まって、ちょっとやりすぎでは?たぶんドラマでこのシーン見たら集中力途切れちゃうかもって言ってたんですよ。でも、実際にこれまでのストーリーとかハンソンというキャラクターを理解して流れで見ると、めちゃくちゃ素晴らしい演技でした。そしてまさかこういうシチュエーションで命を落とすとは思ってなかったので、めっちゃ悲しいシーンでした。もしあらかじめハンソンが亡くなるって知らなかったら、果たしてわたしはどうなっていたのか…。ハンソンが亡くなった後、自暴自棄になって自殺しようとしていたタンセにソヌが「おじいさんに宛てた手紙だけど、俺にはお前宛のように感じる」って言ってハンソンの手紙を渡すのですが、その内容でまた泣けます。ハンソンの紹介で「仲のよい異母兄のタンセ」って書いていますが、タンセ側からはあんまりハンソンと仲良しな感じは伝わってきませんでしたが、ハンソンは本当にタンセの事が大好きだったんだなと思いました。

ドラマを見る前まではまさかこんなに重要なキャラクターとは思っていませんでしたが(ごめん)、ハンソンの無邪気さと明るさはドラマには欠かせなかったなと思います。花郎になりたてのころはその身分の低さからみんなに小バカにされていたソヌでしたが、ハンソンはそんなことはおかまいなしに、ソヌヒョンかっこいい!っていってソヌに懐いてて、その純粋さがハンソンの最大の魅力かなと感じました。ハンソンには、どこにいてもやりたいことをやって幸せに過ごしてほしいです。

テテについては、すでにわたしはバンタンのファンなので改めて第一印象などは書きませんが、テテが花郎を演じていた時やドラマが終わってしばらく経ってからもバンタンのお仕事とかコンテンツの中でちょいちょいハンソンの名前が出てきてて、テテにとって相当思い入れのある役なんだろうなというのが伝わってきていました。これ以前、俳優のお仕事してみたいってずっと言ってたしね。今のところ、ハンソン以外で俳優のお仕事をしたことはありませんが、テテの演技力はメンバーお墨付きなので、ぜひまた機会があれば俳優のお仕事に挑戦できるといいなと思います。で、テテはメンバーのジンさんとのデュエットでOST(『死んでも君だ』)を歌っているのですが、その曲が超絶カッコいい!花郎が時代劇だという情報しか持ってなかった時、曲のテイストからしてとても時代劇っぽくなくて、どんな場面で流れるんだ?と思ってましたが、シリアスなシーンというよりはわちゃわちゃした感じのシーンで流れてたかなと思います。最終回で、ソヌが半年ぶりにアロに会いに行ったシーンでも流れてて、めっちゃいいところで流れてるやんと思いました。ハンソンのイメージでテテの歌を聞くと、同一人物かわからなくなるくらいテテの声の特徴を活かした大人っぽい雰囲気が出てる素敵なOSTです。テテの声と対照的なジンさんの高めで澄んだ声もとても良いので、ぜひじっくり聴いていただけたら!

 

 

さて、主要キャストの紹介が終わったので、ここで終了~となるかと思いきや、どうしても書いておきたい登場人物が残っていますので、最後にご紹介!

 

*パオ/ユ・ジェミョン

真興王の護衛。幼い頃から真興王を見守っており、王様であるにも関わらず時に無謀な行動を取ろうとする王様=ジディを必死に守っている。

『梨泰院クラス』の感想で、長家グループのチャン会長のコメントのところに花郎でパク・ソジュン氏と共演されているそうなのでどんな役なのか楽しみにしておきたいと書いていたのですが、まさか(いい意味で)こんな役だとは思いませんでした。なんせチャン会長が悪役すぎたので、てっきり同じような威圧感があって怖い役なのかなと思っていたのですが…めちゃくちゃ愛らしいキャラクターでした!特に、王様=ジディとの掛け合いがコミカルで、いつもクスッと笑わせてもらいました。ジディもパオと話す時はリラックスしてるというか、パオとの会話を楽しんでるのが伝わってきたのでほっこりでした。花郎それぞれに郎徒(部下的な役割)が付くとなったとき、ジディの郎徒はパオだったのですが、郎徒はみんな青年男子だったので、その中にパオが混じってるのがおかしくて(笑)。王様に呆れられながら「いくつって言って入ったんだ」と聞かれて、「22歳です」って答えてたんですが、22歳には見えないwwチェック体制甘すぎて笑いました(タンセが不思議がりながらも22歳って信じてたのが最高でしたが)。パオの実際の年齢は42歳くらいみたいです。

パオは絶対的な王様の味方だったし、アロやソヌがピンチの時にも助けてくれたし、パオが登場したときの安心感といったら半端なかったです。パオ最高!

↑22歳って言い張るパオ

 

↑パオと王様のコンビ好きでした!それにしても王様イケメンすぎる。

 

最後に一言、花郎って物語を先に進めるために割といろんなことスルーしがちなドラマだった気がするのですが(言い方悪いですがストーリーを進めるのが最優先で、そのために都合が悪いことは結末を濁す感じ。あれ結局どうなった?とかこんなことってある?とか思うことがまぁあった)、カット版だったからカットされてた可能性とかってあります?それなら仕方ないかなと思うのですが、最終回で王様の任命式の最中にソヌが花郎たちを引き連れて任命式に乗り込んでくるシーン、この王様には忠義は尽くせません!って言うのかと思いきや、結果的には「王様万歳!」って叫んでソヌを含めた花郎全員が王様を王様だと認めることになってとにかくほっとはしたのですが、ここでさえもツッコみたいことがあって。さんざん反太后派で花郎に入ったのもスパイ的な役割だったはずのパンリュが何食わぬ顔で「王様万歳!」って言ってる、不慮の事故ではあったけれどハンソンを殺してしまったタンセがいつの間にか郎徒から花郎になっていて花郎たちの集団の中にいる(周りの花郎たちはタンセがハンソンを殺してしまったって知らないのかな?)、直前の回までは自分が王様になるというような発言をしていたソヌが、実の父(只召太后の兄、ソヌを王様にしようと考え、ソヌに王様になるように進言していた)に相談もなくやっぱり王様になるのはやめると決めてしまう、そしてそのことを全てが終わった後に実の父に謝ると、父は父で「お前が決めたことならそれでいい」って言う(いいんかーい!ってなった。父激甘では?そこまで野心なかった感じ?)などなど…最終回で全て丸く収めるために、なんかいろいろはしょったなと思ってしまいました。結末的には満足なんですがね、うん。

 

ということで、花郎の感想はここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んでくださった方、お疲れ様でした。めちゃくちゃ長くてすみません、ありがとうございました!

次何見るかは決まっていませんが、韓国語の先生激推しのチャウヌが出演している「女神降臨」を録画してて、このドラマ面白いらしいので、全部録画が終わったらこれ見ようかな?