2021年3月12日15時35分。
V6ファンクラブから届いた「ファンの皆さまへお知らせ」というメール。
V6よりファンの皆さまへ大切なお知らせがありますので、16時に会員サイトを確認してください、という内容だった。
だいたい、こういう「大切なお知らせ」みたいな前振りがあるときは、本当に重要なお知らせな場合もあるだろうけど、それよりも、え?こんなこと?みたいな大したことないお知らせなことも多いというのが、わたしの個人的な意見。
だから、このときも「またまた~。そんなこといって、実はそこまで大切なお知らせじゃないんでしょ?」と楽観的に考えたかったのに、なぜだかとても嫌な予感がした。
妹にもすぐに連絡した。大切なお知らせってなんだろうね、って言い合った。
そして、16時になった。
すぐに会員サイトを確認したけど、何も更新されてなくて。
あれ?と思っていると、スマホのポップアップにヤフーからニュースが届いた。
『V6が解散。 森田剛退所』
心臓が止まるかと思った。
まさかV6が解散するなんて、思ってもみなかった。
どこかのグループが解散とか休止になる度、次はV6だって冗談で言ってたけど、その冗談が本当になってしまった。
そうしていると会員サイトに更新情報が表示され、クリックするとメンバーからのコメントと直筆の署名、動画がアップされていた。
コメントには、メンバーが何度も話し合いをして解散を決めたこととかが書かれていたけど、何度読み返しても内容が上手く頭に入ってこなかった。一緒に上がっていた動画は、まだ見れていない。
V6が解散するという事実を目の当たりにしたとき、一番に思ったことは「寂しいな」ということだった。
わたしがV6のファンになったのは、中学2年生のとき。初めてファンになったアイドルがV6だった。それからK-POPにハマるまでの十数年間、ずっとV6一筋だった。
K-POPにハマってからはV6を熱心に応援することはだんだん無くなっていったけど、それでもファンクラブは辞めなかったし、歌番組に出るときは録画した。
長い間ファンだったから、この先もV6から完全に離れることはないんだろうなと思ってた。
剛くんは違う場所で、他のメンバーはジャニーズに残って仕事を続けていくそうだし、トニセンは存続するそうだし、みんなの活躍が全く見れなくなるわけじゃないので、これからもそれぞれがそれぞれの場所で、健康で楽しく幸せに過ごしてくれたら、それでいい。
本当は5月末の有効期限までで更新しない予定だったファンクラブだけど、最後まで会員でいることにした。
11月1日まで、どうか悔いのないようにV6の活動楽しんで!
最後の挨拶はまたその時に。