んにちは。成瀬です。

 
今日は、受験化学においてぜっったいに
知っておかないといけない、
 
硫酸の性質
 
についてお話ししようと思います。
 
 
「なんで絶対なの??」
「硫酸の性質とかそんな重要?」
 
 
とか思っているそこのアナタ!
 
 
まだまだですね〜〜ニヤニヤ
 
 
硫酸を勉強することがなぜ大事なのか?
 
それは、
楽に点が取れるようになるから
理由はそれ以外にありません!
 
 
硫酸は、意外といろんなところで
バラバラと出てくるため、特にしっかりまとめ
て勉強すべき分野なんです! 
 
 
いろんなところで出てくるからこそ、
化学を勉強する人にとって、
 
「硫酸について完璧に知識を整理し暗記できていること」
 
これはもう、超常識です
 
 
でもみなさんは、今まで、硫酸を
"「無機化学」の「S」の性質の一部"
としか認識してなかった、そうですね?
 
 
 
そんな、受験化学初心者のアナタに向けて
硫酸についてわかりやすく解説しちゃいますラブ
 
 
今このブログを読んでいる賢いあなたは
1秒でも時間しいと思うので、
試験に出るポイントだけをまとめました!
 
 
どうぞ最後までお付き合いください照れ
 
 
 
それでは参ります!
 
 
 
まず、 
硫酸には
濃硫酸希硫酸
の2つがあります。
 
 
とくに大事なのは、濃硫酸です。
 
希硫酸はおまけみたいなものなので、
濃硫酸の方をしっかり覚えてください。
 
 
それでは!
濃硫酸の性質4つ行きます!
 
 
1、吸湿・脱水
2、酸化剤(熱濃硫酸)
3、不揮発性【ふきはつせい】
4、強酸だけど弱酸性
 
です!
試験で出る順に並べてみました!
 
 
まずはこれを、4つぱっとさっと
思い出せるようにしてみてください!
 
 
 
ここから、試験で使えて、しかも暗記の助けになるように説明をしていきますね。
 
 
 
1、吸湿・脱水
 
吸湿っていうのは「乾燥剤」ってことです。
 
濃硫酸は酸性の乾燥剤です。
乾燥剤のところで勉強しましたね!?
 
 
濃硫酸が乾燥剤になるときの注意が、
1つあったような気がするのですが…
すぐに思い出せますか???
 
 
 
そう、「H2S,SO2は乾燥させられない」
でしたね!!!
 
 
(それなんやったけ!という方に!)
アナタは、乾燥剤はもう完璧ですか!?
 
完璧でない方はこちらから!
記事を書いていますので、ぜひご覧ください!
要要要チェックですよっおねがい
この機会に乾燥剤の知識も補填しちゃうとか
意識高いことしちゃったりしてください!笑
 
 
 
それと、濃硫酸はHとOを2:1の割合で奪うので
結合の中から水を奪うこともできます。
 
これが、脱水です。
 
つまり、式で書くとこういうこと。↓
{8D50F7E9-58B4-40A9-813C-4EDADCF826A5}
たしかに、分子式の中から
HとOが2:1の割合で奪われてますね。
 
 
下の式は、実際にやるとこんな感じ↓
{EB52BA82-D12D-4090-9F31-4259F5EE46AE}
 
えらい気持ち悪いですが笑
 
下の式は、砂糖に濃硫酸を加えているのですが
資料集とかにのってるの見たことありません?
 
アレですあれ。
 
この実験は何の役にも立たなくて、
ただ面白いっていうだけがとりえです笑
 
よいこの皆さんは真似しないように笑い泣き
 
一応イメージとして覚えておいてください。
 
 
 
2、酸化剤(熱濃硫酸)
 
 
これはかの有名な、
『AgとCuを熱濃硫酸で酸化する』
ってやつです。
 
 
そんなとこで出てきてたか!おまえ!
って感じですよね笑
 
 
 
これについて詳しくは、ここに乗ってます!
ぜひ読んでみてくださいラブ
 
いますぐに、CuとAgを
熱濃硫酸で酸化する式を6つかけない方は、
読んで絶対損はない記事になってます!
 
色んな分野をつなげて繋げて、
一気に勉強して頭良くなっちゃいましょう!
 
 
 
 
3、不揮発性
 
そもそも不揮発性【ふきはつせい】とは
「蒸気圧が無視できるほど小さいこと」
「常温常圧ではほとんど蒸発しないこと」
という意味です。
 
 
濃硫酸がほとんど蒸発しないって
ヤバくないですか??
 
だって、濃硫酸って液体ですよ!?
 
コップ1杯の水ならいつかは自然に
蒸発して無くなるのに
 
濃硫酸なら無くならないっちゅー話です。
 
 
無機化学では、
 
「不揮発性酸と揮発性の酸を混合すると揮発性の酸が出ていき不揮発性の酸が塩になる」
 
という法則があります。
 
文字だけ見ても意味わかんないですよねww
 
まぁ、要は
 
出ていきやすいやつ=揮発性
残りやすいやつ=不揮発性
 
で、
 
2つを混ぜると、出ていきたいやつは出て行き
残りやすいやつは残る
 
ってことです。
 
擬人するなら
揮発性はアウトドア派で
不揮発性はインドア派ですね。笑
 
 
どれが揮発性でどれが不揮発性かなんて
覚えなくていいですが、
 
 
不揮発性→濃硫酸
揮発性→塩酸(HCl)とか硝酸(HNO3)
 
 
くらい大雑把に把握しといてください。
 
具体例はこちら↓
{03BCDF45-C21B-4C87-B6C4-90F325772F06}

この式はふ〜んくらいでいいです。
 
 
 
4、強酸だけど弱酸性
 
濃硫酸って、濃ってつくくらいだから、
強酸性のような感じがしません??
 
 
でも、違うんです。
 
 
濃硫酸は
強酸ですが、強酸性ではありません。
 
 
んんん???笑
どゆこと??
 
つまりは、
 
強酸・弱酸は電離度で決まります。
(強酸…ほぼ100%電離すること)
(電離度…プラスイオンとマイナスイオンにパッカーンする割合%)
 
でも、濃硫酸はほとんどH2SO4オンリーで
「電離(パッカーン)」するための
スペース(水)をもっていません。
 
酸の性質をもつためには、
水がないといけないんですね。
 
だから、濃硫酸は強酸性ではありません。
 
 
お分りいただけましたか??
 
 
これは結果だけ覚えておいて大丈夫です。
 
意外なのですぐ覚えられそうでしょ??
 
 
 
 
はい!ここまでで、濃硫酸の性質4つは
完璧ですウインク
 
 
 
ここからはオマケの
希硫酸の性質2つですが、
 
1、強酸性
2、鉛蓄電池の溶液である
 
この2つだけです!
 
 
1、強酸性
 
これは、濃硫酸の4でやったように、
 
希硫酸には水があるので電離できて
強酸の強酸性であるということなので
 
すんなり覚えられますよね!
 
 
2、鉛蓄電池の溶液である
 
希硫酸は、鉛蓄電池の溶液に使われています。
 
ちなみに鉛蓄電池の構造は、
パッと思い出せますか?
 
金属板の種類と反応式を
スラスラと紙にかけますか??グラサン
 
 
不安な方は、こちらに電池のまとめを
書いているので、ぜひ一緒に勉強しちゃって
くださいラブ
 
電池の勉強は先延ばしにしても
全くいいことないので(経験済み)
できるときにしておいた方が身のためですウインク
 
 
 
 
なんだかリンクを含めると量が相当に
なってしまいましたが笑
 
どれもこれも化学で受験するなら絶対絶対
勉強しておかなければならないところばかり
なので、ぜひぜひ!頑張ってみてください
 
 
このページのリンクを含めたすべてを
勉強済みで完璧な状態にしてしまえば、
極論、九大に受かります。
 
なぜなら、これらを全く知らずに受験した「私」は失敗していて、これらをすべて完璧にした「私」は成功しているからです。
 
 
こういう誰でも学校で習っているような
当たり前のことを、ちゃんと勉強していた人
だけが、大学に合格するんです。
 
 
突然ですが、私は、絶対的に頭が悪いです。
 
9割方、今これを読んでいる貴方より
頭が悪いです。
 
それでも九大に受かりました。
 
 
それは、頭が良くなったからではなく、
やるべきことをきちんとポイントを抑えて
勉強できたからです。
 
 
今あなたの目の前には、ポイントを押さえた
試験にめちゃめちゃよく出る
化学のエッセンスがあります。
 
 
これを生かして合格するも、
殺して不合格になるのも、
あなたの今1秒後からの行動次第です。
 
 
私は、あなたに合格してほしいと、
心から思っています。
 
 
 
ぜひ、今から!
 
まず全体を読んで理解します。
必要があればリンクを飛んで記事を理解し、
自分の覚えていないところをピックアップして
1枚のメモ紙にまとめてください。
 
メモ紙に書いてあることを覚えて、
もう一枚の白紙に完全再現できるようになる
まで何度もなんどもメモ紙を見てください。
 
 
これだけの内容が頭に入れば、
それこそPerfect Humanになれますよラブ
 
 
 
あなたの夢を叶えるために。
ぜひ頑張ってやってみてくださいね。
 
 
 
 
成瀬 ひかり
 
 
 
追伸:あなたからのペタ、いいねやコメントがブログを書く励みになります!ぜひ何か残して言ってくださいね。
 
 
 

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