各大手塾で最難関の秋期進学説明会が実施され、いよいよ最終的な受験パターンの説明に入ったかと思います。
統一日以降をどうするか?というのが大きな課題ではありますが、この話をされると保護者にもいよいよ感が湧いて来るのではないでしょうか?
9月現在で解っていることを踏まえて説明会が実施されますので、今後の発表次第では受験パターンが変わってくるかもしれません。
灘志望者であれば、西大和、東大寺と、統一日から3日目までは多くの人の鉄板コースになるかと思います。
ただ、西大和が専願・併願と分けてきましたので、ここでラインギリギリの人にとっては、併願西大和は危険であると判断する人も多く出てくるでしょう。
となると、近年多くなってきていた、灘から高槻B、東大寺 or 洛南という日程が増えてくるでしょうか。
高槻は益々熾烈な争いになりそうです。
また甲陽や星光志望者であれば、これも西大和、東大寺!と言いたいところですが、ここは灘受験組とガチンコ勝負できる成績・実力があるかどうかで、2日目以降は大きく変わります。
大阪方面であれば、星光、西大和、東大寺というゴールデンコースがあります。
しかし、これは星光の中でも成績上位層だけがやるべき受験パターンであって、中位以下であれば、西大和は高槻Bに、東大寺は洛南や大阪桐蔭にすべきでしょう。
もしくはどうしても西大和が良い!とか、東大寺が良い!という人は、必ず甲陽や星光受験後に、清風などをかませるやり方になります。
ところが、上記の通り西大和が専願併願という手法をやってきましたので、灘受験組が流れてくる可能性が高まっています。
星光ギリギリ組や、あとは洛星ギリギリ組にとっては、相当厳しい戦いが予想されます。
兵庫方面の方であれば、3日目午後に神大附属を持ってきて、なんとか・・・としたいところですが、問題の毛色が違いますからね、実力通り出るかどうかは蓋を開けてみないと解りません。
と、ここまでは3日目までのパターンです。
しかし、受験がもうあと100日ちょっと後に迫ってきた今、かなりリアルに感じられる人も多くなっているでしょう。
困ったのは4日目以降です。
4日目というのは、主眼校になるであろう学校がかなり少なく、受験偏差値も極端に高くなります。
具体的には、清風南海B、六甲B、白陵後期ですね。
白陵がこの位置に後期を持って来ているのは、もちろん灘組、甲陽組を六甲Bから取り込むためです。
大阪方面の方は、4日目となると完全に清風南海になるでしょうが、ここを受けに行くと言うことは、星光、西大和、高槻などが「不合格」だったということです。
なぜなら清風南海が第一、もしくは第二志望なら、そもそも2日目に受験しているはずで、合格も出ているからですね。
となると、灘や甲陽に絶対の自信が無い限り、4日目以降まで連戦を組む人が出てきますかね。
また男子最難関の最終勝負としてあげられるのは、洛星後期です。
洛星は近年、最難関校の中では偏差値がそこまで高く出ることはなく、六甲Aと同じくらいの位置づけであることが多いです。
ところが、六甲同様、後期日程になると一気に合格難易度が吹き上がります。
それでも塾の偏差値を信じる人が多かったりするのですが、六甲や洛星、清風南海のB日程で気を付けなければならないのは、灘や甲陽などの『合格者組』も受験に来ているという事実です。
この子たちが実際に受験をすると、不合格になる可能性が高いと思いますか?
そう、合格証書をかっさらっていくのです。
それが併願受験であろうともです。
だから各塾ともに、○冠達成賞!などが設定されていて、それ欲しさに受験に来る人が一定数いるのです。
洛星後期を受ける!ということは、納得のいく結果が出なかった、ということだと思うでしょうが、残念ながら納得のいく受験をした人たちも多数来ますよ。
そういった人たちの合格実績、合格者数も含めて、偏差値と言うのは出ているということを知っておかないといけません。
受験者の母数に対して、合格者が多く出れば出るほど、その塾内における偏差値と言うのは下がりますから。
さあ、そろそろ受験パターンを確定させないといけません。
いや、もう確定している人も出てきているでしょう。
逆に志望校を変えることになった人は、早々に決めないとその後の対応は大変です。
この時期の志望校変更は、最終決定です。
当然、あとになればなるほど、対応が難しくなります。
来月にはいよいよ残り100日を切りますからね。
●○いつ決めるの?今でしょ。○●
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