○○に入るのは「たな」です。

「たな」と言っても、その家によってさまざま種類があります。

本棚や食器棚から始まり、おもちゃ棚、フィギュア棚やプラモ棚など。

ゲーム棚もあるかもしれません。

 

その「たな」ですが、中学受験生の子どもが対象だと、大抵は「本棚」か「教材棚」になると思います。

学校の教科書などはもとより、大量にある塾の教材、プリント、模試の類から、各個人で買った一般販売している問題集、参考書、書籍など多種多様です。

これは普段、いったい誰が整理整頓をしていますか?

私の経験上、自分で整理整頓できない子というのは、おそらく結構な甘えん坊、親離れできない子になる可能性が高いです。

なぜなら、そういった整理や準備を大半、親任せにしているパターンが多いからです。

 

「もう!仕方ないわね~!」

と言って怒りつつも、結局、親がやっているとします。

すると、子どもに「あ~やってくれるんや。ほな任せよ~」という感覚が生まれます。

最初は「ラッキー!」くらいに思っていたことも、次第にこれが当たり前になります。

そのうちちょっとほっておいたり、忘れていたりすると、文句や愚痴を言ったりし始めます。

「何でやってくれんかったん?」

「何なん?やっといてよ!」

という具合ですね。

人間誰しもそうで、はじめは「ラッキー!」「ありがたい!」と思っていたことも、時間が経つにつれて、それが当たり前になってきたりします。

最後には、愚痴や不満につながるのですが、これは大人の世界でもよくある症状です。

 

「休みが無い!」

「給料が少ない!」

「評価が低い!」

などなど、聞いたことがありませんか?

新卒や中堅層がよく言う言葉です。

特に進学塾などそうですが、こういう人は絶大な「ブランド」に守られていることを理解していませんし、気付いていません。

 

勉強などを含む生活態度でも、これが当てはまります。

愚痴や不満を言う前に、自分のやっていることを見なおす。

そして、本当に出来ているのかどうかを見つめなおす。

よく「僕は、私は、頑張ってるねんで!」と言う子がいますが、私はそういう言葉を言う子には、大変冷たく返事をします。

 

「頑張っているかどうかは、自分で言うものではない。」

「頑張っているかどうかは、周りが判断するもの。」

 

さて、全ての物事の初歩である、自分の身のまわりをしっかりと整理整頓しましょう。

そして、自己管理を徹底しましょう。

何でもまず、自分でやらせることが成長の第一歩です。

身のまわりの、まして自分自身のことに対して、安易に大人が助けない。

それが、自立への一歩です。

この先ずっと、全部親がやる気ですか?って話ですよ。

まだオムツはいてるんですか?っていうことです。

 

 

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灘中学校 2025年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1005)

 

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●○そうだ、映画でも見に行こう。○●

 

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