おはようございます。

岐阜県へのツーリングでリフレッシュした中受マスターです。

岐阜へ向かったのは、いくつか理由があります。

一つは、今回の四天の定期テスト範囲に織田信長に関する内容があり、ここを授業している時に、ふと「そういえば岐阜城って行ったことないな」「日帰りで行けるかな?」と思ったからです。

もう一つはこれに関して、うわべの知識、頭でっかち、などという教科書の中の知識だけで物を語っていないか?と思ったからです。

私も戦国時代は好きな範囲ですが、せっかく学んだことが本の中の知識になってしまうことほど下らないものは無いと思っています。

なので、実際にその場所へ行き、空気を吸い、肌で感じることが大切だと思っています。

だから日帰りでも行ってみよう、と思ったわけです。

ちなみに、岐阜城、墨俣一夜城、大垣城、関ケ原という順をたどり、最後に彦根にある「あのベンチ」で夕焼けを見ながらコーヒーを飲んで帰ってきました。

 

では、前回の続きです。

そんな私立中高生を指導させていただいて、感じることがいくつかあります。

そのうちの一つに、「あの時の熱意はどこへいった?」ということです。

当方の子で毎年、年間の判定平均がCやD判定で最難関校に合格するのは、それなりに理由があります。

それは、「何としても○○中に行きたい!」という熱意がある子です。

これまでそういう子は何人もいましたし、今年もいました。

そういう熱意のある子たちは、かなりの率で合格しているのも間違いありません。

 

ところが、受験が終わって中学生になると、なかなか勉強に身が入らないこともあるようです。

よくあるのは、中学受験で「燃え尽きた」感が大なり小なりあるのだろうとは私も感じます。

そんな彼ら、彼女らを再び着火させるためには、定期テストで取らせるしかありません。

英語においては、入り口を私にやらせてもらったということもあり、少なからず取り組もうとしますし、流石に厳しい中学受験の世界を乗り越えてきた子たちですから、やれば少しずつでも確実に点数にはなります。

自己最高点を中2や高1になって取る子もいます。

この積み重ねが、再び熱意を持ち、志望校が出来始めれば、意識が芽生え、行動にもつながるでしょう。

続けば、ですが。

 

いままで当方にいたことのあるそんな彼ら、彼女らのあの頃のことを思い出してみます。

中学受験当時の成績を見返してみると、例えばC~E判定の子が西大和に合格した子がいました。

星光も含めて、受験校全勝でした。

塾の判定は悪くてHクラスだったけれども、高槻に合格最低点で合格出来た子がいました。

本番で国語90点以上取れた当方の子です。(あれだけやった算数は60点台・・・)

一年間ずっとC判定だった子が、灘中に合格している。

なぜなら本番で国語を150点近く取っているから。(1日目は、、、だったけど)

同時期に、高校入試で灘高の国語を、当日70点以上とって合格した子もいました。(高校入試は4科とも100点満点)

他にも多種多様な合格者がいますが、彼ら、彼女らに共通するのは、「何としても○○中に行きたい!」「合格したい!」という、他を圧倒するような意志の強さなのです。

これが無いことには、どんなに素晴らしい先生のもとで勉強したって、合格など無理です!

表面に出る出ないは別にして、その揺るぎない意志の強さ、心に秘める思いの強さが、それぞれにあったと思います。

だから、教室内に貼っているポスターや合格当時の写真の顔は、まさに満面の笑みという充実感でいっぱいの顔をしているんですよ。

まさに、「成し遂げた!」という感じですね。
 

これには、教える人がその子の能力を見極める、引き伸ばせるかどうかの判断が出来ることが重要です。

上記のように、なぜ当方の生徒がC判定や、D、E判定からでも最難関校に合格出来ているのか?というポイントです。

それは、『信じて行動出来るかどうか』という意志の強さがあるかどうかを、私が見極めているからです。

先月末から今月にかけて多くの模試がありましたが、その結果判定が出ていますね。

大手進学塾の説明会に行くと、A判定やB判定から合格した生徒のことはかなりクローズアップされます。

しかし、逆にA判定やB判定で、不合格だったということはあまりクローズアップされません。

なぜか?と考えたことはありますか?

ちなみに、「都合が悪いから」「A判定率の逆だから」では考えたことになりません。

何度も書いていますが、そもそも模試、とりわけ判定が出るような合否判定テストの類は、通常の入試よりも様々な面で難度が高いのです。

例えば、灘中の実際の入試と、浜学園の灘中プレでは、圧倒的に浜学園のプレの方が難しいです。

もちろん取ってしまう子もいるのですが、それでもその数は知れています。

 

 

各塾ともに、模試やプレの類は、実際の入試よりも難しいことが多いです。

なぜそのような問題を作るのか?と言うと、それは模試そのものの存在意義と、その考え方によります。

こういった模試を1年間トータルで何度か受験し、その結果、合格判定がA判定やB判定だったとします。

ところが、そのようなA判定やB判定が出ているにもかかわらず、「不合格でした」という生徒が1人や2人なら世間の目は変わりませんが、それが全体の50%も60%もいたらどうなるでしょうか?

その模試に対する信頼度、さらには、その塾に対する信頼度がガタ落ちします。

そう、模試を実際の入試問題より難しくする理由の一つに、「信頼度」の問題があります。

もちろん、入試本番ではないのですから、満足させない、調子にのらせない、などのメンタル面での目的も一因としてあるでしょう。

 

判定がC判定やD判定、E判定などであれば、仮に「不合格でした」という生徒が多かったとしても、「そりゃそういう判定だから」となるかもしれません。

実際には、こういう判定であった場合、志望校を変更する生徒が多いでしょう。

また、仮に「合格しました!」となれば、その塾の評判が上がるもとにもなります。

こういった難度の高い模試を複数回受けた結果の判定というのは、実際の実力よりも過小評価されることが大きいのです。

だからと言って、じゃあ「うちの子も大丈夫!」と過信するのも違います。

そんな模試でも取れている子がいて、そのライバルに負けているのですから。

 

ようは、そのような結果が出ても、ひるまず、恐れず、信じ切って、自分の志望校に是が非でも合格するんだ!という意志の強さがあるかどうかが重要なのです。

そして、その意志を持っているならば、私がいかなる課題を出しても、やり切るでしょう。

行動できるための意志があるのです。

直接指導はしませんが、算数や理科などで「〇〇点まで何とか引き上げて」「〇月までに1回で良いから何点とれ!」と個々の目標値と制限を設けて伝えます。

そうすることで、あと国語、および社会で何点必要かが解ります。

解れば、その子の志望校の傾向から、私がどの分野を強化すれば良いか解るからです。

しかし、何度も言いますが、これには是が非でも合格するんだ!という強い意志が必要です。

口先だけの宣言はいりません。

その結果、信じて行動できるかどうかですが、強い意志があるのであれば、言うまでもないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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