以前、何度か塾の買収に関するブログを書きました。

株式を上場しているところは、その可能性が否定できませんし、常にそういう側面があるということです。

これまでも多くの塾が買収されてきました。

そして昨日、またまた大手が買収、今回はTOB(株式公開買い付け)されることが発表されました。

それは『リソー教育』です。

上場は維持されるようですが、それでも大きな動きです。

ヒューリックという同じく上場している不動産関連会社に対し、リソー教育の創業者が株式を一部譲渡する形で、関連子会社化することになりました。

 

え?聞いたことが無い塾名?

関西圏の人にとっては、そういう人も多いかもしれません。

これは持ち株会社の名前です。

皆さんが聞いたことがある名前で言うと、『TOMAS』や『名門会』などがあります。

これなら聞いたことがある人もいるでしょう。

つまり個別指導塾を中心とした塾の大手になります。

首都圏にはこれらが環状線沿いに展開しています。

個別指導や家庭教師は他と比べると高いコースもあり、体中の玉という玉が飛び出そうなコースもあります。

大学受験向けでは、医学部専門の『メディックTOMAS』なんていうものもあります。

 

「あっちゃ~今かよ!!」

と思ってしまいました。

買収関連となると株価は跳ね上がりますので、ずっと注視してきましたから。

今更買っても仕方がないので、指をくわえて数字を見ています。

2013年に粉飾決算が露見し、株価が恐ろしく下がったことがあります。

額面割れと言って、50円を割ると上場廃止などのリスクをともなう投機価格なのですが、その寸前までいったことがあります。

そこから何とか戻してきましたが、また昨年あたりからずっと右肩下がりだったので、「そろそろ買おうかな・・・」とか思っていた矢先に。

 

それにしても、大手の不動産関連会社が塾に手を出すとは・・・。

過去の例もあって、他業種の塾買収は、あまり良いイメージがありません。

例えば、昔、某学園の元学園長を中心に独立した塾が、その勢いのままに上場したことがあります。

そして、その勢いのままにすぐにケミカル関連の会社に買収され、その勢いで消えてしまいました。

あれはいったい何だったんだ?という、ほとんどのベテラン講師にも忘れ去られた出来事がありました。

その時の元学園長のその後のことまで知っているので、ちょっとね・・・。

塾が塾を買収するなら解るのですが、他業種にとってはかなりしんどい業界ですから。

それとも利益最優先で、塾を運営していくのでしょうか?

これは経営力の腕の見せどころですね!

 

 

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