「春眠暁を覚えず」
本当の意味や故事成語のあらすじは、この際一旦おいておいて。
色々転じて、日本ではよく春先に眠たくて眠たくて、どうしようもない時の例えに使われることがよくあります。
(注:眠たい、寝たい、は誤用であると言われますが、それを論議するつもりはありません。)
この時期の気温の変化に、体調がなかなかついていかない人も多いでしょう。
大人でもそうなのですから、子どもたちはもっと体調が良くならず、ついていけないかもしれません。
一日何時間も寝てしまう人もいるでしょう。
早く起きても、あくびを何回もしたり、ずっとボーっとしたりしているかもしれませんね。
せっかく塾に行っても、このような状態で勉強してきては、意味を成しません。
だから、家ではせめてしっかり休ませてあげようと親心を発揮・・・。(Ver.菩薩母)
すると、翌朝いつまでたっても起きてこない・・・。
もう、「ぷっちーーーん~~~!」(Ver.般若母)
と言う人はいませんが、「いつまで寝てんの!」としょっちゅう言っている人もいるでしょう。
これは小学生のみならず、中高生でもあるかもしれませんね。
困ったことに、子どもたちは体力が有り余っていますから、たくさん寝られます。
睡眠は体力に比例しますから、体力が無くなってくると睡眠時間も減るんですよね。
年をとると朝早く起きるようになる、というのはそういうことですね。
なるほど、私も意味なく早く起きるように、、、というか、長時間寝られなくなっているのはこういう理由なのでしょう。
だから、まだまだ若い子どもたちは、たくさん寝たい、まだまだ寝たい、もっと寝たい、のび太状態に陥っているのです。
「野比ー!!」と学校の先生に怒られるかのように、塾で怒られてしまったらシャレになりません。
いや怒られるだけなら、まだマシかもしれません。
講師は気づきますから。
中には「その子の責任」と、起こさずほっておく講師も結構います。
勉強するのもしないのも、寝ぼけまなこでやるのも寝てしまうのも、結局はその子の自覚の問題だと切り捨てられます。
これに関しては私もある程度は同意です。
そもそも、10か月後には戦場に行こうかという受験生が、その1回、その数時間を寝てしまうことで、如何に自分が不利になるのかに気づいていません。
特に、男女の最難関校を目指そうかという子たちなら、是が非でも何とかしないといけません。
ところが、集団授業だと30~40人の中の一人でしかなく、その子のためにいちいち言葉をかけてまで授業をストップすることは無いのです。
そんなことよりも、放置しておいてほかの子を見る方が100倍ためになります・・・という考え方が多いのです。
カリキュラムを終わらせないと、次の復テに支障が出る。
支障が出れば、クレームやアンケートに関わってくる、、、etc.
という具合に負のスパイラルに入り込むからですね。
これからの時期と梅雨の時期は、特に自覚が求められます。
気候の変化もですが、勉強に適さない状況が続くからです。
今後、黄砂や花粉などもひどい状況になりますよね。
とにかくこれから7月あたりまでの約半年は、集中力が欠如しがちな時期なのです。
そんな時に長時間寝てしまい、寝すぎによる倦怠感や追加の眠気は論外です。
1日長くても8時間までにしておいた方が、ベターだと思うんですがね。
春眠暁を覚えず。
中学受験風に解釈してみましょう。
毎日毎日自分の好きなことばかりやっていると、いつの間にか受験が終わってしまい、その終わったことにも気づかず、まだ眠っているように現実逃避をしている。
こんなところじゃないですか?
何か大きなことを成し遂げようとすれば、何かを犠牲にしなければなりません。
終わってからそれに気づけばまだ良い方で、気づきもしないと・・・。
以下、眠気覚ましに。
私は花粉症ですが、眠気が少しだけ飛ぶのと同時に鼻がスース―します。
私はどれも使ってますし、教室にありますよ。
●○井端ジャパン、強いね~~○●
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