早いもので、今日でもう2月が終わります。
いよいよ受験生としては最初の特訓となる春期講習が近づいて来ています。
そんな中学受験ですが、ここに挑む子たちは、たかだか11~12歳です。
そんな子たちが、もの凄い勉強量と大学受験ばりの高難度なことに挑みます。
しかし、成長途上、自己が確立されていない時期、これから反抗期を迎えることもあり、精神的に不安定です。
男女を比べると、女子の方が成長が早いです。
小学校低学年と変わらない男子の様子を冷めた目で見る子も増えてきます。
逆に女子のような、ある種、達観したような姿を男子はウザったく思ったりします。
男子は甘えん坊のアマ夫、女子は落ち着き払ったサバサバのサバ子です。
女子の場合、小5から小6になるころに反抗期が来ることが多いでしょう。
すると、勉強や保護者、周りに対して流されることが少なくなり、急に冷めた目で見るようになります。
ついこの間までは、男子ともキャーキャー言って騒ぎまくっていたのに、周りに対し、取り分け異性に対し当たりが強くなります。
これは保護者であっても同様かと思います。
同性にはそれなりですが、異性親に対して特に冷たく感じることがあると思います。
これが成長期というもので、男親にとっては寂しく感じることも出てくると思います。
逆に男子の場合、反抗期は中1から中2くらいではないでしょうか。
なので、中学受験をする今の時期でも、まだまだ意識が低く、自分の置かれている状況が解っていないことが多いです。
意識が低いかどうかを見るうえで、指標となるのは、日々の生活態度です。
御飯を作ってもらって当たり前、学校や塾の準備をしてもらって当たり前、着替えや寝床があるのが当たり前、などなど。
我が子がこのように思っていると、感じることはありませんか?
せめて、食べた後の食器は台所へ持っていかんかい!
教材の整理整頓ぐらい自分でせんかい!
洗濯物は脱ぎ捨てにせず洗濯機に入れとけ!と思ったりしていませんか?
これがもうダメ。
思っているだけではダメなのです。
自己を確立し、意識をもって行動するためには、そのような日々の生活態度を改めないといけません。
色々な意味で受験期、もしくはその後の時期にツケが回ってきます。
女子がサバ子になったと思ったら、多少寂しくても距離感を持つことが大切です。
アマ夫やな~我が子はと思ったら、意識を持たせる接し方をしないといけません。
勉強と一緒で、最終的には誰にも頼ることがは出来ません。
自分の力で入試問題に挑まないといけませんが、時期が時期だけに全員が上手くいくことは少ないです。
中には我が子がサバ子、アマ夫であることを認識できずに、対応してしまう人もいます。
これが最終的にどのようになってしまうかは、容易に想像できると思います。
では最後に、皆さんが思う優秀な子、大人だな~と思う子を想像してみて下さい。
塾の子に限らず、学校やお友達、親戚の子でも結構です。
皆さん、「しっかりしている」「考えてるな~」と思うような、自己管理の出来ている子ではないでしょうか?
まして、中学受験を目指す子であれば、自分の成績は自分で管理する、点数や順位ぐらいは意識しているかどうか?
こういったことが出来る子は、成績が伸びます。
理由は簡単で、自分の立ち位置を意識しているので、悔しさや達成感が「明確」だからです。
勝負を迎える時期までに、日々の生活を親子ともに考え、アマ夫とサバ子に対してより良い接し方をする。
その第一歩は、生活態度なのです。
どれだけ我が子が可愛かろうと、甘やかすことと、『育てる』ことは全く違います。
心を鬼にする、、、と言いますが、本当に鬼になれる人は少ないです。
見た目が鬼でも、中身はアマアマのアマレットだったりして・・・。
●○もうすぐ選抜。大阪桐蔭の試合を見に行こうかね~○●
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