大手の進学塾に行っていれば、普通はレベル別のクラス編成になっています。
中には、テストの結果のたびに、そのクラスの中で成績順に席順が変わる塾もあります。
また復習テストのたびに、成績優秀者をベストと呼び、黒板に書くのも意識を向上させるためでもあります。
(昔はベスト以外にワーストもあり、今よりもさらに過酷で厳しいものした。)
否が応でも自分の成績と周りの子との差を意識しなければなりません。

 

ところが、このような意識向上策も、その子にとって具体的なライバルと思える子がいないと、なかなか効果を発揮しないものです。
「今回は○○さんに負けたから、次回は必ず!」
「○○くんは□点で僕は△点か・・・あと☆点あげて見返してやる!」
といった具合に意識している相手、具体的なライバルがいると、毎回の復習テストや模試が、多少なりとも楽しく思えるかもしれません。

大切なことは、相手に何としても負けないと思うこと。
負けないために何をすれば良いのか?ということを考えることです。

集団授業の中では、どうしても多数の中に自分が紛れてしまいます。
自分からアピールできる子は良いのですが、なかなか全員がそうもいきません。
ライバルを見つけられない子も多いですし、大教室だと目立たないようにと意識まで埋もれがちになります。
また、先生も一人、二人に対してかかりっきりになるわけにはいきません。

なので、自分からライバルと思える友達を探すのも、新学年の課題と言えます。
この先、同じ学校を志望する子が集まって、何度も授業をすると思いますが、一人でいるよりも周りの子と友達になり、ライバルとして切磋琢磨出来るかどうかは、成績にも大きく左右されます。

私はよく「○○どうやった?」「わざわざ□□まで行ってるけど、友達できた?」と聞いたりします。

友達でなくても、知り合い程度、話をした子が出来たと返事がくれば、わざわざ行った甲斐がありますね。
地方教室、衛星教室の子であれば、夏以降の大変な時期に向けて、早い段階で大教室に友達が出来れば大きいと思います。

いくら成績が良くても、「井の中の蛙大海を知らず」では困ります。
「必ず志望校『単独』で冠が付いている講座には、西北だろうと、上本だろうと、どこだろうと行ってください。」
と言いますが、それは成績を残すことだけが目的ではありません。

長い受験生活において、ライバルであると同時に、一緒に頑張れる子を早い段階で見つけられるのは大きいのです。
特に遠隔地、地方教室、衛星教室の子は合同授業などの際に、しっかりとこの面がクリアできると良いですね。
逆に大教室所属の子は、このあたりがあいまいになりがちですので気を付けましょう。

 

 

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