昨日、小豆島で「マメイチ」を達成して帰ってきました。

マメイチとは、バイカーなどの造語で、小豆島一周という意味です。

バイクに乗る人あるあるですが、一周しがち、端に行きがち、です。

それで達成感、満足感を得るんですね。

 

小豆島は、普通は大きな道路を通って一周するようなのですが、せっかくの小豆島なので、大きな3つの各半島の海岸線をビッタビタに走破してきました。

なので、小豆島一周約82キロぐらいの記載ですが、昨日は小豆島だけで約120キロは走っています。

姫路から小豆島北東の福田港につき、その後時計回りにこんな感じで走ってきました。

 

 

淡路島と一緒で、本当の南の端まで行くと、まさに絶景が待っています。

今年の目標は、セトイチ、四国一周としていましたが、紀伊半島一周もしてみたいと思っています。

ヒマなうちに。

 

 

さて、十分満喫してきたので、受験勉強の話を。

どの進学塾も、小5あたりから講座の数が多くなります。

さらに小6になると、土曜や日曜も最難関志望なら、際限なくイベントが増えていきます。

そのたびに、宿題や課題などが与えられ、これとは別に普段の授業の宿題もあるのが、今の中学受験生の普通なのです。

大人からしたら、「どうやってこれを消化すればいいの?」と思うでしょう?

 

この考え方がもうダメです。

何がダメかというと、「消化」という言葉が頭に浮かんでいる時点で、勉強ではなく、そのモノを「終わらせること」が目的となっているからです。

きっと終わらせないと納得できないのでしょうけれど、『力をつける』という本来の目的から外れています。

 

塾の宿題が多くなるのは、単純に講座が増えているからだけではありません。

そもそも塾の宿題設定が、最上位の子向けに作られているからです。

これは以前にも書きましたね。

全ての子に同じ問題をやらせるとしても、全ての子が同じ時間で終わらせられるわけではありません。

最難関の最上位帯の子であれば、時間はかかっても終わらせることが出来ます。
もし、この宿題が少なくなると、こういった最上位帯の子は、「もっと問題を。」と言ったり、その親は「もっとうちの子に課題を。」と言い始めます。
そこで対応を間違えると、「うちの子を見てもらえてない!」とか言い始め、挙句の果てにはさんざん文句を言って転塾ということになります。
講師も事務員もグッタリしながらうんざりです。
こういったことが、しばしばあるのです。
(今もあるでしょうけど・・・)
 
塾としては、せっかく育てた生徒を失ってしまいますし、最悪の場合は、転塾先が、競合ライバル塾の場合もあります。
自らの合格実績や収入などが減るだけでなく、一番痛いのは合格実績を相手に献上してしまうことにあります。
こういったことを避けるために、イベントや講座は小出しに、そして宿題はMAXでいく!、という方向性が生まれるのです。
特に、夏期講習や冬期講習などの期間は、当てはまるかもしれません。
 
また、講座やイベントが多い理由として、上記と被る部分があります。
講座やイベントは、大抵、土日や祝日に行われます。
こういった土日、祝日を空けたままにしておくと、何が起こるでしょうか?
大抵、他塾の講座やイベントに行くでしょう。
個別や家庭教師なら競合ではないのでスルーですが、競合相手なら痛い以外の何物でもありません。
 
他塾へ行くと、他塾にその子の成績レベルや自塾での位置づけがばれてしまいます。
すると、生徒を勧誘、つまり、他塾から「刈り取る」対象となるのです。
刈り取るためには、ありとあらゆる自塾のメリットを話します。
これを聞いた保護者はどうなるでしょうか?
当然、魅力を感じ、土日などが空いているぐらいなら行ってみようかな~~となりますよね。
恋は盲目と言いますが、受験も盲目なのです。
 
この結果、自塾の生徒が、他塾にも通うようになり、入試が終わった結果、それぞれの塾の合格実績となるのです。
本来は、一方の塾の合格実績の「1」でしかなかったものが、ライバル塾の合格実績にも「1」カウントされてしまいます。
つまり合格実績の競争としては、プラマイゼロどころか、本来の1差が、1迫られることになってしまうわけですから、実質2分の働きになるのです。
何やら、スラムダンクの「リバウンドを制する者は試合を制す」に似ていますね。(←解る人だけ)
 
やけに合格者数が多い最難関校ってあったりするでしょう?
大手進学塾、中小進学塾、地元塾など合わせると、どうも数字が多すぎると思う場合ですね。
当然、被っている数字がいくつかあります。
また、ここに個別指導や家庭教師などを入れたら、当然カウントはダブルどころか、トリプルカウント以上されているかもしれません。
大手塾としては、個別指導や家庭教師は全く眼中にありませんが、競合進学塾に行かれるのだけは避けたいのです。
これを防ぐために、いつごろからか自塾イベントや講座が充実?し始めたわけです。
保護者の方々の子どもの頃、そうですね、だいたい30年ぐらい前であれば、結構土日って空きがありましたよね?
覚えていませんか?
 
どうですか?
だんだん見えてきませんか?
講座が多い理由と、拘束時間が長い理由は、イコール関係でありませんが、それぞれに共通する重要な相関関係、ニアリーイコールがあるのです。
その最大の理由は、競合ライバル塾との、仁義なき戦いということです。
参加するのか、参加しないのか。
宿題や課題を全部するのか、しないのか。
こういったことは、そのご家庭ごとの判断になります。
 
イベントや講座をとることで安心感を得たい人は全部とって、全部やるのが良いと思います。
その結果、心配がなくなり、心が満たされるでしょう。
いちいちブツクサ言う必要はありません。
また、いやなら取らなければいいのです。
周りがブーブー言う必要もありませんし、言われる筋合いもありません。
中学受験はそんなに甘いものではありませんから、いかなる手段をとっても勝たないといけません。
 
そういった講座は、かなりの確率でグイグイ勧誘を受けるでしょうが、絶対参加、参加必須といった講座ではありません。
口ではとりましょう、絶対必要、と言われますが、契約書上は選択講座です。
取らない選択をするのも一つですし、いちいちこれを気にする必要はありません。
周りに流されるのか、自分の意思をもって決断するのか、これを決めるのは、今このブログを読んでいる皆さん自身なのです。
 
ただし、決めたら、どんなことであっても最後までやりきる覚悟が無いと、中学受験はドラマや小説、マンガのように、そんな甘い世界ではありません。
まさにこれまでの全てをかけた戦場なのです。
ただ、その先に得られる世界や栄光、その経験は、親子ともにかけがえのないものになるとは思います。
 
 

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