先番 天元 山下敬吾

   十段 張栩

   持ち時間各4時間

   黒6目半コミ出し

   36手まで

 

 張栩(ちょうう)十段(棋聖・王座・碁聖)に山下敬吾天元が挑戦する産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第48期十段戦五番勝負」第2局が25日午前9時30分、東京・日本棋院の「幽玄の間」で始まった。持ち時間は各4時間の1日打ち切り制。

 立会人の高木祥一九段の合図に、黒番の山下天元は右上星に第1着を打ちおろした。時間をかけず張十段は左下の星と応じた。淡々と布石が進んでいたが右辺の黒模様へ白18と打ち込んで早くも戦端が開かれた。張十段があまり時間を使わず打ち、36手まで進んだところで昼食休憩に入った。

 解説の石田章九段は「地にからい張十段、厚みの山下天元と棋風通りの展開。黒が右下からどうまとめるかがポイントになるでしょう」と語った。熱戦の模様はMSN産経ニュースとQRコードからアクセスした携帯サイトでライブ中継している。

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