silentがすごすぎる
ドラマsilentが話題になっていますね。僕も毎話かかさず見ていますが、今のところ最新6話まで全ての回で泣いてしまっていますもうやばいですね、脚本も演者も全てが良すぎて。心にしみる、えぐられる、涙のデトックス半端ないです。これが29歳若手女性脚本家生方さんのデビュー作とはね~。経験よりも若手の感性が勝る、そんな時代なのかもしれません。制作裏話を見てみたら、この作品は視聴者を泣かせることを全く狙っていなくて、生方さんの言葉一つ一つを丁寧に映像化して演者もその想いを汲み取って、結果視聴者の心の芯に届いた、という結果になったそうです。ドラマって作り物だから、確かに泣かせよう、とか感動させようという意図が前提の作品も確かにあると思うんだけど、silentはもう作品というか、登場人物が実際にそこで生きているリアリティがあるよね。「好きだけど傷つきたくないから自分から離れてしまう」湊斗の心境とか、後述するけど、奈々ちゃんの辛い心境とか。想の「出会わなければ良かった。でも、出会えてうれしかった。」とか、実際に現実でリンク出来る、共感できることがあまりにも多すぎて、「作りたいものが貫通力を持つ」ある本の一節ですけど、まさにその通りだなって思いました。こんな名作を生みだしたスタッフの方々にただただ感服感謝ですね!僕は初回から見ていて、ヒロインの紬ちゃん(川口春奈)よりも奈々ちゃん(夏帆)の方が恋愛対象の女性という点で断然好みなんです。物語の中心は紬ちゃん、想(目黒蓮)、湊斗(鈴鹿央士)の3人で、そこはそこで切ない想いやエピソードがてんこ盛りなんだけど、想が苦しい時期にずっと支えてきた奈々ちゃんの健気さとか、わざとリュックを開けて気づいてほしい女心、フラれると予感して嫌な事を言ってしまうところ、はたまた紬ちゃんに直接会いに行ってしまい、想いをぶつけてしまう不器用さ、夢にまで出てくる想との普通のデートへの憧れ。想と奈々ちゃんの過去の振り返りもやばいね。音がない世界も素敵であることを伝えたり、図書館では筆談なしで手話で楽しく過ごせることを実感したり。この時代のエピソードをもっと掘り下げてスピンオフ作品を作ってほしいくらいだわ。普通に言葉で会話が出来て、好きな人の声を電話を通して聴くことができて、普通にデート出来ることがどれほど幸せなことなのか、考えさせられますね。最新6話の奈々ちゃんにスポットを当てたエピソードは、僕にとってずっと大切にしたいお話しになりました。(※昨日録画したやつを2回目視聴しましたが、号泣でした)