ガキへの教育2 | 撲滅苦愛

ガキへの教育2

さっきの続き




「お菓子食べたい、ジュース飲みたい、あれが欲しい、これが欲しい、そういうわがままは全部アタシには通用しない」って真面目な顔して言ったら黙ったままうなずいた




「返事は?」って言ったら「はい」って敬語でちゃんと返事した




まぁそれはよかったんだけどさ




リビングでやられた、あのムカつく態度が頭に残ってたから「んでさっきのあれ何だよ?」って言ったら何のことかまるでわかってなかった




「は?は?ってやつだよ、いつもやってんのかあれ」って聞いたら「たまにする」って言ってきた




んでダチの誰々がやってたからとか言い訳しだしたけど、そんなのどうでもいいから謝らせた




アタシはまず上下関係をわからせたかったんだよ




一度ナメられたらガキはマジで調子に乗るからね




コイツは何をしても怒らない、コイツには多少のわがまま言っても大丈夫みたいに考えるんだよ




ガキだからって妥協してやれることは多々あっても妥協しちゃいけないことも絶対あるんだよ




コイツにはまず我慢を覚えさせなきゃいけないって思った




その我慢の先には、ご褒美って形の報酬がある




アタシはガキの頃から肩たたき券作ったりして、いろんな方法で報酬を得てきたよ




皿洗いなんか未だに続けてるしね




そんなアタシからしたら今のガキは、やっぱ甘やかされてるって思うんだよね




だから「マリオカートでアタシに勝てたら1000円以内のものなら何でも買ってやる」って言ってマリオカートで勝負したんだけどさ




アタシいきなり負けたワラ




まぁスタートダッシュに失敗したのもあったし、レインボーゾーンで落っこちたってのもあったし、逆転狙おうにも糞アイテムしか出なかったのが敗因なんだけどさ




まぁ言い訳はしたくないからしないよ




結局3回勝負の残り2戦はアタシが勝って最終的にはアタシの圧勝だったんだけどさ




でも3回勝負のうちの1回とはいえアタシは実際負けてるからね




んで「買って欲しいもの言え」って言ったら「ベイブレード!」って初めから決めてたみたいに言ってきやがったワラ




だから明日は朝からベイブレード買いにいくワラ




てかピカチュウとミジュマルうまくね?ワラ


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