テンパのサボりぐせ大発揮してしまいました
更新がだいぶ滞ってしまいましたが、帰国までのあと数回、
アップしていきます
メキシコは芸術の国といわれていて、
その素となっているのは、街の色々な場所で見られる
壁画かもしれません
1920年代~1930年代、10年以上続いたメキシコ革命が落ち着いてきた頃、
壁画運動が起こりました。
当時の文部大臣が
民衆に社会主義革命の意義を分かりやすく伝えることや、
ヨーロッパ美術ではなく、
インディオの伝統に基づいた美術を広めることを目的とし、
公共施設の壁をキャンパスとして若い芸術家に開放しました
壁画の内容は、アステカ文明の神話や、
スペインの征服、農場従事者の革命など、
文字が読めない貧しい階級の人々でも理解できる内容となっており、
絵画から革命を視覚で革命をというかんじでしょうか。
テンパがお邪魔したのは、
街中にある国立宮殿。
フリーダ・カーロの夫であるディエゴ・リベラは、
この運動で多くの壁画を残した人物。壁画界の巨匠です。
宮殿にも大きな絵が。
混沌とした絵の中に、妻のリベラも描かれていました。
メキシコ文部省。
市民が自由に見学できるように、つれーっと入れちゃうんですね。
そして郊外にあるメキシコ国立自治大学。
大学内は広大で、大学専用のバスがたくさん走っているので、
行きたい場所へそれで移動します
この大学の象徴的な建物が大学中央図書館。
四方が壁画になっいて、大きさは世界最大規模。
この大学は世界遺産に登録されていて、
観光客もたくさんやってきます
広大な敷地内には芸術作品が点在していたり、
植物園があったり、
急いでまわるとぐったり
ランチができるカフェもあるので、
ゆっくり一日かけてまわるのもいいですね。
この壁画運動は、ヨーロッパ美術中心に動いてた
世界中の芸術家に影響を与え、
岡本太郎もその影響を受けた一人ということです
いろいろなところで世界は繋がっているんですねー。