はじめまして

 

 

以前働いていた病院で

 

 

病棟で勤務していましたが週1位に外来勤務の日がありました。

 

 

助産師外来だったり婦人科だったり

 

 

婦人科の場合、医師の診察を介助をします。

 

 

その方は70代、症状は膣の乾燥とかゆみと痛みで受診

 

 

医師は何か異常がないか超音波をするのですが

 

 

その際超音波がよく見えるようにゼリーを使用します。

 

 

塗ることで滑りも良くなるので挿入の痛みの軽減にもなるのですが、

内診台で身を引いていて非常に痛がっているのがわかりました。

 

 

 

診察後、膣口に血が滲んでいました。

皮膚が薄くなっているために傷ついてしまうことがあります。

 

 

医師の診察は私が見ていたので何も悪いところはなくむしろ

非常に丁寧な診察でした。

 

 

 

診察後声をかけるとその方は

「いつも痒いし痛いんです しょうがないですよね」と一言。

 

 

 

 

当時のわたしはエストロゲンの膣坐剤を使うことが一番の治療と思っていました。

だから労りの言葉をかけることしかできませんでした。

 

 

 

なぜかその方のあきらめている一言はずっと耳に残っていました。

 

 

 

そんな私にも身体の変化がでてきました。

ナプキンを使うと外陰部にかゆみが出てきました。

 

 

 

 

ナプキンをやめて経血ディスクに変更して改善はしました。

でも時々でも症状が出てくると気になってイライラしますし、

痒みだけでなく痛みも出てくると

SEXもしたくなくなりセックスレスにもなりました。

 

 

 

 

ナプキンが肌に合っていないだけなのかと思っていましたが

乾燥も気になってきました

そこで萎縮性膣炎が始まっていたことに気づきました。

 

 

 

 

年齢的に40半ば

そこまできて

やっと危機感を持ったのです

あの方と同じだということをすぐに気付けなかったし

受け入れたくなかったのかもしれません

 

 

 

 

婦人科で膣剤を貰えばあっという間に改善することはわかっていましたが

自分でできることはないだろうか

 

 

 

そして皮膚の保護からはじめました。

 

 

 

なんてことないオイルでしたが数週間で劇的に改善

 

 

 

これだけでこんなに変わるんだと。

早くやっていればと思いましたし

今でもあの方にこのことを教えてあげれていたら

全く違う生活を送ることができたと

残念で仕方がないのです。

 

 

 

 これが私が膣ケア始めた理由です。

知っているのと知らないので

大きな違い。

知らない人にお伝えしたい。

 

 

 

 

萎縮性膣炎、膣萎縮は

主に閉経後に女性ホルモンが低下して、膣壁が薄くなり、

乾燥し、コラーゲンの減少により柔軟性が低下し、傷つきやすくなった状態です。

膣の善玉菌減少して、自浄作用が弱くなります。

 

 

 

閉経後に出やすいですが

年齢関係なく若い女性にも症状が出ます

以下に該当する方は要注意です

月経不順 ( 無月経、希発月経、頻発月経、過少月経など )

産後の長期の授乳

女性ホルモンを抑制する薬剤の使用

喫煙卵巣摘出術後

 

膣を大切にしてケアすることで予防、改善できるのです。

 

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