
先週の土日、膝の痛みの治療に母が広島から東京に来ていました
今回私は、治療室で不思議なものを見たんです。。
というのが、「98円」とか「お買い得」とかいう文字が印刷してある
スーパーのチラシらしき紙がカルテに挟んであるんです・・
三島先生、カルテに裏紙を使う倹約家なのかなぁー???
まさかそれはないだろう!・・・と思いながらさらに目を凝らしよくよく見てみると、
膝がよくなっていくお礼にと、母が自分が育てた自家製野菜を先生に宅急便で送ったときに
こともあろうに、スーパーのチラシの裏を便箋かわりに使っていたようなのです
そのチラシ便箋?(笑)を、先生はカルテに挟み大事に扱ってくださっていたのです
それを見た母は思わず
「先生、そんなの捨ててください」
すると先生は、「これは、宝物ですから、捨てられませんよー」とにこにこ笑いながら
キッパリ!
母はどんなに大事にされたと感じたことでしょう
そして、私はというと、三島先生並々ならぬ深ーーい
愛情を感じ、これまた涙が滲みました。
母がメキメキと良くなっていくその理由は、
三島先生のここにあったんだとその理由を確信しました
三島先生にかかるまでは、外科手術をし、
その後は杖をついて歩くことになると診断されていた母の膝の疾患は
「今度は、東京に来るときに見せてくださればいいですよ」と言われ、
都合6回で、
事実上、治療が終わったことを告げられたのでした。
帰りの新幹線に乗るために東京駅構内を歩く母は、
周囲の人の歩くペースに遅れをとることなく
流れに乗って歩き「ほらっ、全然痛くないんよー」と足を曲げたり伸ばしてくれる
80才母の姿に、「これはほんまもんじゃわー」と治療の成果を目の当たりにし
ふたたび、じわーっと涙がこみ上げてきたのでした