中国には物事を天人地の上中下にわけ、
そのよしあしを論じる「 三才」という思想が古代からあります
医者には、上中下の3種がある とし、
医者のランクもこれで語られています
上医は知識と技術を持っており、これによって病気を治療する。
上医は、この世界の宝であり、その功績は宰相につぐものである
下医は、知識も技術も持っていない。
それゆえに、むやみに投薬して誤診することが多い
薬というものは、人のバランスを崩す。
バランスが崩れることにより、病気を治療する。
もし薬が病気にあっていなければ、薬は毒になってしまう。
中医は、知識や技術で上医におよばないが、
薬をむやみに使用することがいけないことを知っている
それゆえ、病気にあわない薬を投薬することはない。
中医は自分の知らない病気に対しては、治療できないし、
しないのである
病気にかかったときは、すぐに治療して楽になりたいが、
医者の善し悪しを考えずに治療を受けると、逆に悪くなることがある
悪い医者にかかるくらいなら、自然に治るのを待つ方がいい
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私は、このお話しをお医者様ご自身から
伺ったことがあります
6年半在籍させて頂いた広島中央ロータリークラブで例会に毎回準備される
「卓話」というミニ講演会で学んだことです
医者の世界にも、ランクがあるなら、
ビジネスの世界にも、ランクがあって然り
今日も
めざすは「上」で生きましょー