□ずっきーにのお話
マクロビオテックで使う素材の解説です。
第19回は ズッキーニ のお話
【 ペポかぼちゃの仲間 】
ズッキーニの和名はつるなしかぼちゃという。
形がキュウリのように見えるが、ペポかぼちゃの仲間。
原産地は北アメリカ大陸南部だが、
今の細長い形は19世紀後半に
イタリアで品種改良された新しい野菜。
日本でも80年代のイタ飯ブームが
定着したころから栽培が盛んになった。
【 ズッキーニのミラクルパワー
】
免疫力強化
美肌作り
風邪予防
粘膜保護
肥満予防
むくみ解消
皮膚や粘膜を正常に保つ
カロテンやビタミンCが豊富。
風邪の予防や美肌
に効果的
。
水分が多くて炭水化物が少ないので低カロリー
。
油と取ることでカロテンの吸収が高まる。
過剰なナトリウムを排出して血圧を安定させる
カリウムを豊富に含んでいる。
またカルシウム・銅・マンガンも含む。
【 ズッキーニの選び方&保存方法 】
☆ 緑のズッキーニ ☆
7月が旬
長さ15~20cmぐらいの未熟な実を味わう。
大きすぎると果肉が硬くなるので、
200グラムくらいの重さを目安に選びましょう。
☆ イエローズッキーニ ☆
皮も果肉も黄色いもので、緑のものより小ぶり。
炒め物や煮込みに合う
。
☆ 花ズッキーニ ☆
開花直前の花付きの幼果。
花の中に詰めて調理したりする。
ほんのりと苦味
がある。
古くなると実がスカスカになるので、
買ってきたら新聞紙にくるんで、温度20度以下の
涼しくて風通りの良いところに保管しましょう。
4~5日くらいで食べきることがおすすめ。

参考文献・引用・出典
・旬の食材 春・夏の食材 /講談社
・日本の食材帖 山本謙治 監修 /主婦と生活社
・野菜の選び方、扱い方 内田悟 /マーブルトン
・マクロビオティック美味しいレシピ98 /大森一慧著