□さやえんどうのお話
マクロビオテックで使う素材の解説です。
第16回は さやえんどう のお話
【 早採りし鞘ごと食べる豆の総称 】
中央アジアから中近東地域が原産で、
古代ギリシャ、ローマ時代から栽培されていた歴史ある野菜。
日本へは7~8世紀ごろに中国から伝わったとされていて、
栽培され始めたのは江戸時代。
さやえんどうはえんどうを早採りし鞘ごと食べる豆の総称。
小型の 『きぬさや』 、アメリカから入ってきた肉厚の 『スナップエンドウ』 、
さやの中の豆だけを食用にする品種の総称 『グリーンピース』 などがある。
【 さやえんどうのミラクルパワー 】
美肌作り
血行促進
抗酸化作用
心臓病予防
冷え性改善
便秘解消
さやえんどう は
カロテン(ビタミンA)が豊富な緑黄色野菜
ビタミンC、食物繊維もたっぷり。
カロテンやビタミンCの含有量はほぼピーマンに匹敵。
豆の部分にはビタミンB1、B2、たんぱく質も含まれ、
疲労回復や美肌効果も期待できる。
うまみ成分のグルタミン酸をたくさん含むため、
食べた時にうまみや甘みを感じる。
必須アミノ酸のリジンは体の成長を促進し、
集中力を高める効果がある。
グリーンピース(エンドウ豆の未熟果)も
でんぷん、たんぱく質、カリウム、亜鉛、
ビタミンB1 B2 B6、ナイアシンなどが
含まれ栄養価が高い。
糖質はさやえんどうの倍以上でカロリーも高くなる
続きはまたあした・・・