4月4日 本日のメニュー
それでは、春に食べられる旬の食材や、春に最も適した調理法をご紹介しましょう
*さらに春のエネルギーをスムーズに取り入れるために、塩分の強いもの・
こげたり焼きすぎたもの、油脂がこってりの料理をこの季節控えるとより調子が上がります。
【お品書き】
●主食…ちらしずし(島根県 藤井さんの無農薬玄米)
私たちは玄米などの主成分、炭水化物を燃やしたエネルギーで動いています。
この炭水化物を燃やす役割が玄米のぬかの部分に含まれるミネラルやビタミンです。
おまけにぬかに含まれる食物繊維は体の中の燃えカス=老廃物を体の外にだす働きがあります。
玄米は水に漬けて暗いところにおいておくと芽が出ます。命を生み出す力のある玄米はパワーの源です。生きる力、生まれ変わる力、若返ろうとする力を私たちにあたえてくれます。
また、れんこんは鼻や気管支を通す力があると昔からいわれています。
●スープ…おすまし
おすましの味つけにもつかう塩は海に含まれたミネラル分が固まってできた結晶です。古代からつかわれてきた伝統的な調味料です。塩は食べ物の中で、もっとも引き締める力があり、消化を助けたり、血液を強くする働きもあります。
トッピングのソバの実は余分な水分を取り除いてくれます。
●メイン…春巻きパイ
青ネギは上に伸びる力がいっぱいです。この力は体の中の老廃物の排泄を助け、風邪の菌を体の外に出すお手伝いをしてくれます。風邪のひきかけには三年番茶に青ネギをたっぷり加えて、醤油を数滴おとしたお茶をためしてみてください。
●副菜…お豆のマリネ
豆には「没頭する」「まめまめしくなる」といったエネルギーがあります。
黒豆には肺、大腸、腎臓を強めてくれます。唇が黒ずんでいる人にもおすすめです。
授乳中は、母乳の出をよくする作用もあります。体だけでなく、
気持ちの新陳代謝にも有効です。ただし食べすぎると
逆に腸が停滞します。食全体の5~15パーセントまでがいいでしょう。
●副菜…大根の和風ステーキ
大根は体の余分な老廃物や肝臓にたまった脂肪分を
溶かす手伝いをしてくれます。
魚を食べると野菜や穀物・豆に比べて動きが活発になり、
体を動かしたくなります。スポーツをするときは体を動かす元気をもらえます。
魚を食べるときは大根おろし、レモン、ワサビ、しょうがなどの薬味と一緒に
食べると分解が早くなり、消化を助けてくれます。
●副菜…野菜のウオーターソテー
油を使わずに野菜を炒めました。
きんぴらやひじきなどもこの方法でつくることができます。
脂肪の取りすぎを防ぎます。減量や体質改善などにお役立ちの調理法です。
●…おいものちゃきん
さつまいもは、ヒルガオ科で陰(からだを緩める)の力が強く、
常食むきではありません。特に腸や肌、唇が弱い人はきをつけましょう。
食べ過ぎると鼻水、鼻つまりの原因にもなります。