ようこそいらっしゃいました。 スズメです。
北海道の知床半島で起こった遊覧船遭難事故ですが、昨日、3歳の女の子が救助されました。
しかし、その女の子を含む救助された全員が死亡したとの報道がなされ、何ともやりきれない思いです。
まだ半数以上の行方不明者が残っています。
一刻でも早く、あの過酷な環境から救ってもらえるよう祈るしかありません。
今回の遭難事故は、船長の経験不足や、悪天候の中を強行した結果など、様々な原因が挙げられています。
また、昨年だけで2件もの事故を起こすなど、安全性に疑問が持たれるところです。
「ヒヤリハット」
という言葉は皆さんご存じかと思います。
ヒヤッとしたり、ハッとするような危険な状態にあったことを指します。
交通安全運動の教育とかによく使う言葉です。
このような危険な状態に遭遇する確率は、
1:29:300
と言われています。
この確率の事を
「ハインリッヒの法則」と言います。
1件の重大事故の裏には、29件の軽微な事故があり、300件は事故には至らなくとも危険な状態であった、ということです。
この「ハインリッヒの法則」からすると、今回のような遭難事故は、いつ起きてもおかしくなかったのかもしれません。
乗客は、2回も事故を起こしたことなど知る由もなかった筈ですし、知っていたなら、乗る人も居ないか少なかったでしょう。
また、この運航会社が安全管理体制をしっかり整えておけば防げた事故です。
人命より営業を優先させたと非難されて当然のことです。
この会社の未来はありませんが、遺族の方々への保障はしっかり行ってもらいたいものです。
では、今日の1曲は、こちらです。👇
♪とおく とおく どこまでもとおく
♪ながれるかわで
♪くれかかるそらに あなたおもい
♪きょうも まっています
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チャゲ&飛鳥が唄ったこの曲は、1980年に発売されました。
恋人を待つ女性の心情を唄った歌で、メロディはタイトルが「万里の河」だけあって、どことなくオリエンタルな雰囲気となっているようです。
週間オリコン最高6位、売上約54万枚でした。
♪どれだけ待てばいいのですか
♪届かぬ愛を
♪二人の運命知らぬ河は
♪淡い夢を乗せて
♪流れて行くようで