日常の中にローマ帝国…なお散歩 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

前の記事で、昼寝中の子供をシッターさんに任せてオットとタコを食べてきましたが…、

 

子供たちが起きてから、またお出かけして今度は旧市街🚶‍♀️へ。

 

 

まずはオットが贔屓にする老舗ボザ屋さんで、ボザとレモネードをお代わりしまくり。

ボザはトルコの甘酒🍶ともいうべき、 アワなどの穀類を発酵させた栄養たっぷりのトロッとしたドリンクです。

 

 

ここのレモネードが大好きで、来るたびに大瓶に詰めてもらってお持ち帰りします。

 

 

なんとなく歩いているうちにヴァレンス水道橋(Bozdoğan Su Kemeri)の近くに来ました。

ローマ帝国〜ビザンチン時代に、山から水をコンスタンチノープルの貯水池へと運んでいた水道橋です。

 

 

 

これもイスタンブルで私が好きな歴史建造物の一つ照れ

 

ここの何が良いって、この水道橋の下をフツーーーに車道が通ってて、フツーに車が橋ゲタをくぐり抜けていくこと。

 

 

 

2000年近く前に作られたものが、当たり前のように今日の生活に溶け込んでる。

博物館に入ってたり、歴史地区としてバリケードの中に保護されているんじゃなくて。

 

こういうの見ると、連綿と続いてきた歴史の延長上に自分のいる今があるんだなぁと感じられて、グッと来ちゃうんですよねぇ…。(あっ、また語り出したニヒヒ

 

 

近くに公園があって、子供の遊具もあったから小一時間ほど遊ばせて。

 

後ろに水道橋が見えます。

 

 

ここでも

「うっわ、ブランコの後ろにローマ時代だよ。めっちゃ古代史が身近。すげぇなトルコの子供は…😩」

とか一人シビれていたです。

いやま、私の小学校も校庭から縄文土器出たりしたけどさぁ。

 

 

一通り遊ばせた後で、この近くに大きな消防署があったことを思い出したので、働く車が大好きな子供のために、ちょっと覗きに行くことに。

 

 

 

 

以前、イスタンブルの別の消防署では、水放射を体験させてくれたり、消防車に乗せてくれたりしましたが…。


 

 

この消防署も、入り口で見ていたら、外でたむろしていた消防士たちが

「どうぞどうぞ、入って良いですよ」

と言ってくれたので、ここでもありがたく車庫を見学。そして…やはり乗せて頂きました💕

 

 

 

 

消防署を出てから水道橋をくぐると、そこは数年前にも来たイスタンブルの東トルコ街こと、東トルコの商品を扱う店や東トルコ料理のレストランが集まるエリアです。

 

 

 

過去のブログはこちらです。(この時もボザ飲んだ後に行ってる…行動パターン変わってない💧)

 

 

今日は食事はしないので、お店を冷やかすだけでしたが…。

 

 

 

子供達が大好きな蜂蜜と、

 

 

 

ナチュラルな石鹸が色々売っているお店で、一番値段が高かったシイルト県産のブットゥムの石鹸を買ってみました。

 

 

 


使ってみたらこの石鹸がとっても良い!じゃないですか!

 

ブットゥムbıttımって、トルコやギリシャ、モロッコなどにしか生えてないピスタチオの遠縁にあたる野生のナッツらしいのですが、

 

 

 

調べてみたら、皮膚病や白髪やフケ、水虫などに効果があるようで、全身に使った方がいいみたい。

何より使い心地がとってもよいので、これはリピーターになっちゃいそうな予感💓

 

シイルトの有名なブットゥム石鹸職人のメフメット爺さんの顧客には、英国皇太子チャールズや、トルコの現&元大統領などがいるそうです。ポーン

 

 

ヴァレンス水道橋の近くで、よいものに出会えました照れ