先週の日曜日は世界的に「母の日」でしたね。
トルコ語ではそのまま、Anneler Günüとなります。
トルコと日本の「母の日」では少し違いがあって:
日本だと自分の母親にだけ「ありがとう」を言って贈り物をおくると思いますが、
トルコでは、世の中の全お母さんがみんなから「おめでとう」を言われ、優待される日。
なので、私はホテルのウェイター君やドライバーみたいな他人からも「母の日おめでとうございます」と言われるし、私が義母に「おめでとうございます」と言えば、義母も私に「あなたもおめでとう」と言い、母親同士で祝い合うことになります。
トルコでは家族の結びつきが強く、その中で家族を愛で包む母親(アンネ)っていうのは絶大な存在感を持つ、愛情と尊敬を受けるべき存在。
そんな「アンネたちの日」なワケですから、とても大切にされていて、日本より大きいイベントな印象。
1週間くらい前から「母の日商戦」が始まっていて、化粧品、靴、バッグ、アクセサリー、家電なんかのお店がこぞってセールを始めました。
テレビのCMも「お母さんありがとうって言おうぜ!」的なCMを次々と。
これは携帯会社の
もう1つ、日本との大きな違いといえば、日本では「母の日といえばカーネーション!」ですが、トルコでは決まった花を贈る習慣はありません。
トルコで赤いカーネーションは殉教者とか殉職者とか、事件現場とか、亡くなった人に手向ける花のイメージが強いです。
さて、我が家の「母の日」は、いたって普通のラマザン中の1日として、私とオットは断食して過ごし。
夏用の靴がまだ船便で届かないから買いたくて、ちょうど母の日セールもしているから見たいなぁと思ってたけど、子供たちがワチャワチャしすぎてて叶わず。
イフタール(断食明けの食事)は、イスタンブル在住のバブリー叔父一家とレストランで迎えました。
イフタール・メニューって取り分けてくれる事が多くテーブルが写真映えしない
こちらはイェンゲ(叔父の妻)に「母の日おめでとう」と言って、日本から持って来た真珠のブローチを渡しました。
食事の中盤に、お店から!「母の日おめでとうございます」と、その場にいる全てのお母さんとおぼしき人達に一輪の薔薇のプレゼントがありました。(トルコっぽい〜)
いや〜ん嬉しい!薔薇好き!っと喜んでいたけど、みごと子供達に奪われる…
どうしても返してくれず、片手に持ったまま食事💧
食事が終わってヒマになったら、子供2人で薔薇の花びらや葉っぱを全部バラバラにして遊んでました
私の唯一の母の日のプレゼントが…。
この子達がもう少し大きくなったら、きっと母の日に絵とかお花とかのプレゼントくれると期待して、今は許しましょう…。