明日 小さなイベントで
  「夜明けのブルース」で
 踊る下僕であるが

 


 ペアダンスの時は ヘロンヘロンで

 シングルパフォーマンスになった
 途端 シャキシャキになる
 下僕笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 手拍子打つトコ センセに
 「るみさんww  ペアで踊ってる時より
 踊れ過ぎてるので あえて
 控えめにしてww」と言われ
 慎ましくやっておる笑い泣き笑い泣き

 目指していると様々なる
 壁に直面すると センセは
 常々おっしゃっておるが

 下僕よ。 

 センセに 告げていないけど
 
 ペアダンスを学べば学ぶほど

 ソロダンスにも執着が目覚めて
 きてる。 

 パートナーと呼吸を合わせるなんて
 全く感じなくていい

 自分の感性と 自分の身体のみで
 踊る  

 そのなんともいえない
 フリーダムな感覚を
 
 味わいたくてたまらなくなってる。

 コレは 下僕よ。異端である。

 ペアダンスを教えてくれるセンセも
 愛媛県では異端である。

 下僕は決めた。

 ペアダンスに精進しつつ

 どこかのタイミングで
 ソロダンスも また挑んでみようと。

 バレエ ジャズ ストリート
 ヒップホップ モダン タップ
 コンテンポラリー ベリー

 自由にそして 自分に厳しく
 ダンスで 精進していきたい下僕。

 


 ふふん。 ようやく私を
 思い出して 私を家中 探して
 泣きそうになってるから

 傍に来てやったニコニコ


 アメリなぞ 

 全く気配を消しておる。


 下僕よ。 

 オマエより寿命の短い
 私が いなくなった時

 泣きながら踊るコトで
 生きていくような気がする。

 オマエは愚かなヌコ下僕であるが
 それ以外の道も見つけたようである。

 

 そして 私は
 下僕の傍にいる。


 私は 優雅にあくびをし、
 
 なぜか 下僕は 涙ぐんでいる。


 おーしまい。