今年の音楽活動などいろいろ振り返って。

今年2月には横浜みなとみらいホールにて
横浜市文化振興財団からの委嘱曲「Relationship」が三浦一馬さん、中野翔太さんによって再演されました。
素晴らしい再演に感謝、そして公演当日は私の編曲による武満徹/映画音楽「燃える秋」よりタンゴを上野耕平さんと沢田も演奏に加わっての至福の時間でした。
http://www.yaf.or.jp/…/02/just-composed-2018-in-yokohama.php

2月末には関口義人さんの企画で巻上公一さんとの対談があり
巻上さんの深い音楽との関わりにあらためてリスペクトです。

3月は和歌山の安養寺で恒例のEPOさんとバンダパラデイソでの公演など、

4月は高木正勝さんが音楽を担当された細田守監督作品「未来のミライ」の音楽に参加させて頂きました。

5月はなんと音楽人生初!
私が弾くピアノソロ作品のレコーディング!
アルバム・タイトル"Jyoji Sawada Plays Upright Piano"
"Out of Place Artifacts"「場違いな工芸品」
リリース情報は年明けにでも。

京都に移住してから関わっていますバシェ音響彫刻の研究ですが、この頃日本に滞在中の映像作家ヴィンセントムーン氏と岡田加津子教授、渡辺亮画伯、沢田で結成しているアンサンブルソノーラとのコラボが京都芸大で実現しました。

この時期からソングエクスジャズの制作の方向が偏ってきて修正をお願いしてはおりますが、レーベル当初のバランスのとれた音楽の制作をすることを期待しつつ来年は修正させて行ければとおもっています、なんせ、ここ数年まったく制作に関わらせてもらっていないおかしな状況でもあります。

7月に入って京都でささやかに活動しる高木正勝さん、渡辺亮さん、馬場孝喜さん沢田穣治によるアンサンブル「WaBaSaTa」のセカンドレコーディングを森さんの滋賀スタジオボスコで行いましたが前作とはまた違うサウンドになり素晴らしい音源になってます。
リリースはまだですが来年の夏前にはリリース出来るように
進めたいと思っています。

7月は25絃箏奏者山本亜美さんからの委嘱曲 “truth” in the dark
のレコーデイングがありました、相模湖の自然の中で素晴らしい作品になりました。
http://tsugumi25.blogspot.com/2018/09/blog-post.html
委嘱作品は10月平成30年文化庁芸術祭参加公演 第4回山本亜美二十五絃箏リサイタル にて初演されました。
http://tsugumi25.blogspot.com/2018/08/blog-post.html

川本真琴さんの公演にはアルバム「ふとしたことです」の編曲を機によく参加させていただいておりますが今回はバンド編成でのライブに参加、これがまた面白かったです。
https://columbia.jp/kawamotomakoto/

8月に琴と歌の真依子さんの伊吹山イベントに今年も参加
乗りと勢いで藤沢から田尻有太さんがキーボードで参加のこれまた楽しいイベントになりました。
真依子さんとは今年から来年にかけて準備してきた
「清濁の青、透明の黒」がただ今水面下で準備中ですが
京都発信での総合的な藝術制作集団になります。

今年はおおたか静流さんとの共演が増えました、なんせ堺市の「ことこと倶楽部」での活動を含め25絃箏の山本亜美さんが加わったときは最強です。来年もいろいろご一緒して行く予定です。

自分にとってEPOさんと静流さんの存在は大きく、自分の方向性などを含めて影響を大変受けていると思います。

秋には25年ぶりの再会を果たした山口椿さんとのコラボは
感無量でした。

10月はEPOさんの公演そして11月には最高のメンバーによるアクアノームにも初参加させて頂きました。

秋にはコントラバスの巨匠大尊敬の溝入敬三さんと20年ぶりの再会と共演、しかも今回委嘱作曲家としてもご一緒させていただき、ほんと感動の再会でした。

今年新たに活動はじめた
沢田穣治カルテットには30年ぶりかもですが共演をはたせた
素晴らしいドラマー池長一美さんが参加、来年の活動が更に楽しみです。

そして長年温めてきた室内楽アンサンブル「Nowhere chamber ensemble」をアリアの音楽で出会いファンでもある窪田ミナさんと結成、素晴らしいメンバーも集まり活動を開始できたことがほんと最高に幸せな出来事になりました、来年のさらなる飛躍が楽しみです。

12月はなんと東京芸大で修復されたバシェ音響彫刻 勝原フォーンでのコンサートに渡辺亮画伯と私での演奏の機会を与えられました。素晴らしい経験に感謝です。

今年関わったすべての方に感謝です。
来年も引き続きよろしくお願いします。