物価が高騰している中、アメリカでは構わずたくさん買い物をしている方が多いようです。
Just when it seemed that consumers were running out of gas, shoppers appear to be getting a second wind.
今回取り上げるのはget a second windです。直訳すると「第二の風を得る」となりますが、ここでは明らかに比喩的な意味で用いられていますね。早速調べていきましょう。
『ウィズダム英和辞典』(第4版)にはsecond windで「平静な呼吸の時間」,「⦅くだけて⦆元気の回復」と定義されています。
LDOCEには“a new feeling of energy after you have been working or exercising very hard, and had thought you were too tired to continue”と定義されています。get one’s second windとしても同じ意味になります。
元々second windは運動後に元に戻った呼吸を指し、そこから転じて「元気を取り戻す」などの比喩的な意味で用いられるようになったようです。
https://native-phrase-blog.com/get-my-second-wind-:元気を取り戻す/
本文ではshoppers appear to be getting a second wind「買い物している人は元気を取り戻しているようです」と解釈することができると思われます。
確かにたくさん買い物をすることで、ストレスを発散する人もいると聞いたことがあります。物価高騰が続く中、節約とストレス発散のバランスが大切なのではないでしょうか。
The sky’s the limit. (Hi-Bye Buddy)
https://a30.hatenablog.com/entry/20170627/1498514420
http://d.hatena.ne.jp/A30/20160214/1455417364