蔵出しシリーズ 「応用通訳法  “ひとり通訳”練習」 | 田邉祐司 ブログ 常時英心 言葉の森から: 2.0

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たなべゼミ生による英語表現の落穂拾い 2.0
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なぜか,突然,忙しくなりこちらもあまり目を通せない状況が続いています。以下はお詫び程度のものです。

 

 “ひとり通訳”とはヘンなネーミングですが、内容はシンプル。文字通り「自分で自分の通訳をする」練習法です。

 

まずはトピックを決めます。「夏休みの予定」や「この1週間はどう過ごした」といった身近なものや時事問題でも、何でもかまいません。トピックのもと、まずは日本語で一文述べ、それを直ちに英訳するのです(英→日もあり)。

 

(例:日→英 スピーチコンテストの祝辞)

「本日ここに本学ESS主催による第三回御園杯英語スピーチコンテストが開催される運びになりましたことは私どもの喜びに耐えないところであります。」(fictionです!)

 

 “It gives me great pleasure to be able to address you today at the opening of the third Misono Cup English Speech Contest, sponsored by the ESS of Kanto Gakuin University.”

 

などと、とにかく訳しちゃうんです。これをテープ、ICレコーダーなどに録って、仲間か先生にチェックしてもらうと役立ちます。でも、そんな時間がない場合には欲張らずに、「通訳」できなかった部分をメモに残し、後で調べるだけでも良いと思います。それだけでも大きな進歩になりますよ!