イメージ 1

今朝の新聞折込になめくじ祭りのちらしが入っておりました。
二十数年前に家族で出かけた事が思い出されました。
「文覚上人」と言う偉いお坊さんの墓に真っ白に黒い筋のあるナメクジが何匹も現れる、旧暦の7月9日佛教で言う「九万千日」の夜にナメクジが見られます。
なめくじ観察記録によると昭和55年は110匹も居たそうです。
確かに私もこの目で確認しました。刀傷があった様な気がします。
何故刀傷があるかと言うと文覚上人と言う方はむかし遠藤盛遠という武士で友達の奥さんに横恋慕したそうです。その奥さんの名前を「袈裟」と言い大変美人だったそうです。
どうしても結婚して欲しいと言うと袈裟は仕方なく「そんなにおっしゃるなら、わたしの夫を殺してから結婚しましょう」と答えたそうです。
そこで遠藤盛遠は天にも昇るようなうれしき約束で、袈裟の家に忍び込み言われた通り布団の上から刀を抜いて切り付けると甲高い女の叫び声・・・袈裟は夫と別れて結婚するのがいやでわざと自分を切らせたそうです。
盛遠は自分が悪かったと反省し文覚上人となり日本中を修行の旅の途中に亡くなられ、弟子の明恵上人により分骨埋葬されたものだそうです。
袈裟の生まれ変わりで背中の黒い筋は切られた時の刀傷だそうです。
袈裟はナメクジになって「罪を許してあげる」と言ってるそうでう。

8月8日中津川市加子母大杉前です。
因みにその隣の「がやの木」のとしお君家のケイチャンは、まじ旨です。
今年は行って見ようかな久しぶりに・・・