福岡県久留米市の市立南筑高校(重富義光校長)で3月、柔道部の当時2年生の男子部員が、1年生部員の首をタオルで絞め気絶させ、別の部員が携帯電話で撮影していたことが3日、同市教育委員会への取材で分かった。
記事本文の続き 学校側は2年生部員を3週間の停学処分とし、柔道部を1カ月の対外試合禁止などとした
 市教委によると、2年生部員は3月下旬、柔道部の部室で1年生部員の首を後ろからタオルで絞め気絶させた。さらに、背中や腹をけって意識を回復させ、重さ約40キロのバーベルを持ち上げるよう強要。ストップウオッチで頭をたたき、タオルで首を絞めて再び失神させた。別の1年生部員が携帯電話で撮影した動画は既に消去されていた
 市教委は「今回の事案を重大に受け止め、再発防止に取り組みたい」としている。