ご無沙汰です。

上州の山々も紅葉が始まりまして、すすきの穂は白く変色し始め、街路樹のハナミズキは濃い深紅に染まり、晴れの日の青空は何とも気持ちまで澄み切った感じにしてくれます。昨日の十三夜はカミサンがたくさんのお供え物を作っていました。体調も良好です。

 

日常生活の中で特別なトピックもありませんが、先週、農家でない友人、知人より

新米30kgを2袋、5kgを1袋いただきました。感謝です。それと時々栗のお裾分けが

ありまして、カミサンがネットで栗を甘くする方法を調べて栗おこわを作り、何度か子供達、親せきに食べていただきました。穏やかな秋を迎えています。

 

 

株式

前回のブログで書いた東証プライムの9月15日5兆6千億の商いで短期の天井、そして

利食い予備軍がまんまと戻り待機軍に変身したようです。昨日の戻りの内容は多くの銘柄でサポートラインにあったので、まばらな超目先の売り方諸氏の買い戻しかなと

思っていたのですが、出来高は減少気味、日証金では全く逆で、新規は買いの方が多いようで、上げに釣られたナンピンなのでしょうか。デイをしているとよくわかるのですが、以前書いたように先物のトリガーは、日本では場中、アメリカの夜中のダウCFDにあると確信しています。ですから昨日みたいに寄り後、そのCFDがジワジワと120ドルも上げ続ければ日経先物はそれに追随する現象です。朝寄った後、前日からの個別の内部要因が作用して一旦落ち着いた後は、特別な材料の出現がない銘柄は、前日比、高くとも安くとも上記した現象に左右されます。デイをされる方は確認されると良いかと思います。

 

この一カ月余り、前回のログを書いて以来、高値で買い付いた戻のり待機軍と化した輩に悉く叩き落されているのが現況と認識されます。因みに10月28日の発表ですが、海外勢は売り越しに転じ、個人は10月3週は買い越しです。高値くなってくると買いたがる習性は相変わらずのようですね。

 

以前から書いていますが、世界中で超巨額の金融緩和に拠る宴を享受したわけですから、当然にしてその後始末、整理が来るものと思っています。米国の雇用統計、CPI等、諸々の指標に一喜一憂がありますが、利益追求を貪った買いのトガメはアメリカのインフレ等、各国で確実に押し寄せて来ているとの判断が持たれ始めました。

日本では株式市場のうねりは、いよいよ4カ月続いた天井波乱の下最終局面に来たのではないかと相変わらず勝手な判断をしています。アメリカの住宅金利等、諸々の数字を見てインフレ、景気に対する所感は皆さんどうなのでしょうか。アメリカで来年に金利引き下げが始まったら、株価は上がるとお考えでしょうか・・。

 

私が年寄でカラ売りしかしていないゴミトレーダーということは、少ない読者の方も

御存知と思いますが、誰も相手にしない空売りについて少しだけ書いてみます。多分今でしたら理解いただける部分も多いのでは、と思われます。

実際には買いの方が分析項目多くして、判断と決断を厳しく要求されるものですが、空売りにもそれなりに勉強しなければならないことが多いのが現実です。

 

空売りに於いての根幹的な考え方は、下降相場で今までの買いで得た利益を失くして

挙句の果てにはナンピンに頼って含み損を蓄積して、最後に耐え切れずの投げで資産を失う事を避ける事にあります。そんな構図に陥らないためにも必要な手法なのだと思っています。

相場歴30~40年との自負を持たれてる方のブログを読みますが、そんな方でも空売りは危険、怖いの認識で全くの初心者に甘んじているように映ります。昔から日本市場ではそんな意識の植え付けが行われていました。以前に昔の証券会社の空売り注文に対処の仕方を似てして、私が地場証券に逃げ込んだことを書きました。買い以外の邪魔者はできる限り排除の方針に他なりません。相場の地合い、ロスカットに大きな誤りをしない限り、他のトレードと何ら変わることはありません。対極にあるのはナンピン地獄で神経を病む悲惨さです。

株は需要と供給と認識しながらも、実際、市場内部要因の多くも調べず、当該銘柄の出来高推移、取り組み比、信用の売り買いのサイズによる株価への影響さえも判断材料として用いられないのが実情かも知れませんよ。

 

私は他の方のブログを批判するつもりは全くありませんし、自分も独自の思いを述べる同類一人です。観方、捉え方からして空売りは買いの方々が悲嘆に暮れて、青色吐息の状態にいるときに、自身の分析力に酔う性格悪しのハグレ者なのかも知れませんね。納得した状況が来て買いに転ずるまでは、デイ中心のネズミのチーズかじりに執着する肝っ玉の小さいゴミトレーダーでよかと、と思っています。

 

空売りの定石

空売りの必要性を感じない人には永久に無縁のテーマですが・・・・・。

トレーダーに拠って、また状況に応じていろいろな売り形態がありますが、最もオーソドックスなスイングの方法を述べてみます。

 

最初のエントリーポイントは、2番天井との判断から少し下げたところです。当然にして当該銘柄が2~3段上げを終了して出来高、取り組みからして高値での買いのもたれ玉が存在することが絶対条件です。1番天井の判断の仕方ですが、上げ続けてきた銘柄が業績、材料で数日大きく商いが膨らみます。大きな商いができたことでそれだけ浮動株がさらわれ一段高あると考えるのは間違いです。それらは全て利食い予備軍で買いの回転が止まります。天井を打つ時の数日間の総出来高は多くの場合、いつも概略一致のようですよ。これを書くとどれが2~3段上げ、どこが1~2番天井と判断に苦慮して、これは違うじゃないかと当てはまらないサンプルを見つけ出すかも知れませんが、型はたくさんありますので・・・・。全てを画一的に捉えようとする方は市場から退場ですね。(笑)

 

2番天井の考え方ですが、1番天井よりも上、同じ、下と3通りありますね。

その相場の若さ(勢い)、当該銘柄の材料性、信用取り組みの状況によってその型は異なります。でも基本的には戻り待ちのサイズの大きいい銘柄を狙う事です。毎日の出来高推移を見ていて人気離散が始まったか、取り組み変化(日証金を含む)を調べて買い方が降り始めたかの判断が必要です。経験からして、数銘柄を時期をずらしての空売りでも、買いの場合と同様に思惑と逆に動いてどれかが引かされることがあって、ナンピンか切るかの判断を迫られることがあります。自信があっても傷の浅い内に切ることが賢明かと思います。昔と違って手数料を気に掛ける必要がないのでやり直しは何度でも・・・と考えます。

 

また値幅に目がくらむのか、超ネガサを空売りする方がおりますが、買いの餌食にされることが多いように見受けられます。私は1000円以下の毎日ある程度出来高を伴う銘柄で、信用の買い残の絶対数の多い取り組み比率の悪いものを選択します。繰り返しになりますがこれが最も大切な条件、要素と考えています。自身のスキルに過信が見えた時、面白いもので必ずシッペ返しを食らうものです。時々自分のレベルを見つめ直して反省します。それでも同様に繰り返す自分がいます。(笑)

 

空売りについて書き始めましたが、夢のある話ではなくあまり面白くないことは確かですね。(笑) でも下降相場を空売りで経験することはトレードの腕が上がること間違いありませんよ。また来週から4半期毎の業績発表が始まりますが、発表日を調べて地雷を踏まぬことに留意が必要です。

中途半端な書き方で詳細に及びませんが、現時点での空売り講釈(笑)はこの辺で。

 

私にとっての買い出動はまだまだのようです。予想が外れたらデイの買いもやってみようかなと・・・・。買いに転じる要件、条件を今書いても笑われるだけで・・・。逝く先が見え始めた年齢でもありますし、最後は買い一本で壮大なインフレ相場に取り組めたらと夢見ています。間に合うといいのですがね。

 

読んでいただきありがとうございます。

60歳を過ぎたら少し健康に留意ですよ。

良い週末をお過ごしくださいね。