◆国光宏尚さん佐藤航陽さん、対談メモ。メタバース。


「進化を続けるメタバース」



★ポイントメモ



・衛星データ、AI技術、3DCG技術。

この3つが劇的に進化して、組み合わさって、メタバースも進化している。



・イーロンマスクも、ばんばん衛星を打ち上げている。



・今後、リアルタイムで地球の様子が3D空間で見れるようになるのではないか。

(グーグルアースより、もっとリアルなやつ)



・いままで1,000件くらい問い合わせがきているが、

メタバースの活用方法として、6つに分類できると思う。


→仮想現実、ゲーム開発、都市開発、

防災・防衛、自動運転、映像制作。



・AIとメタバースは、相性がいい。



・技術の進化が速いので、5年後ぐらいに、

一般の人がスマホで5枚くらい写真を撮れば、

簡単にリアルなメタバース空間を自作することができるようになると思う。



・日本でも、メタバースの分野において、

特許でしっかり技術などを守れば、GAFAが来ても勝てる。

特許出願&知財戦略をしっかりやるべし。



・これからは「DAO(ダオ)」という組織形態が流行るのではないか。

ファンや顧客から、トンクーンで出資してもらい、プロジェクトをつくる。



→例えば、今までの日本の映画製作は、制作委員会方式だった。

代理店やテレビ局などから出資して、サラリーマン役員が集まって決める。

この合議だと、作品も微妙になる。

→ダオ方式だと、ファンや関係者からトンクーンで出資してもらって、

クリエイター・ファーストで作品をつくる。

ストックオプションみたいに、作品がヒットしたら、出資した人に還元。



・新しいテクノロジーで重要なのは、次の3つ。

ディバイス、データ、データの活用法。



・メタバース、VR・ARとは、3次元化。

Web3、ブロックチェーンとは、分散化。

AIとは、自動化。

→次の10年は、これになる。



・新しいトレンドに乗り遅れると衰退する。

Web1の、デル、ヤフー、AOLのように。



・2007年からのWeb2は、成熟化した。

スマホやソーシャル系は、終わった。



・2007年からのスマホの発展が、

同じような形でメタバースがこれから発展する。

2007年当時、スマホなんて、儲からないといわれた。

ただのおもちゃだろ、って。

パズドラで一気に100億売り上げて、関係者の見る目が変わった。



・メタバースも、スマホと同じような進化を遂げると思う。

最初の5年、2026年くらいまでは、ゲームが進化する。

後半の5年は2026年から31年でデジタル・ツインとなる。

要は、ビジネスで活用されまくる。



・新しいテクノロジーは、次の順番で浸透していく。

ゲーム

広義のゲーム(ライブ、人とのコミュニケーション)

コマースフィンティック(ビジネス?)


そして、テクノロジーの最後は、政府、病院、大学。

いつも遅い。



・2007年、アイフォンiphoneを初めて触ったとき、感動した。

そして、

2020年、3DCGを触ったとき感動した。衝撃を受けた。

個人でも、メタバース空間をつくれると。

テクノロジーで感動したのは、この2回のみ。



・メタバースは、日本が成長するか、没落するかの重要キーワード。

日本にとって、最後のチャンスである。



★コメント

どんどんメタバースを調べていきたい。



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