◆中村淳彦『悪魔の傾聴』を読み解く
副題→会話も人間関係も思いのままに操る。
★要旨
・本書は「相手の本音をどんどん引きだす方法」を書いた本である。
・悪魔の傾聴とは
「相手から本音を聞き切ること」、
または「本音を引きだすことで、
相手の問題や疑問、現状の答えを相手から導きだすこと」になる。
・この技術は、ビジネスだったら成約率はアップし、
筆者のような著述業なら、
いい取材ができて本が売れる可能性が高くなります。
・男女間ならば関係が進行するでしょう。
悪魔の傾聴は、
収入があがって人間関係も広がり、
婚活や恋活にも効いてくる魔法のようなメソッドなのです。
・なぜなら、人の話を聞くことは、
話し方や伝え方より大切で、自分自身にメリットとしてすぐに返ってきます。
要するに価値があるのです。
・筆者は人物取材するライターとなって20年以上が経ちました。
取材した人数は3000人超にのぼります。
・筆者は極端な人見知りです。
人物取材をはじめた頃は、緊張してなにも話せない、
気を遣ってなにも聞きだせない、
相手に呆れられたり、怒らせて破綻、
などなど数々の失敗を繰り返してきました。
・相手に好かれる会話をすることや、
相手から本音を引きだすことは、
コミュニケーション能力や、ネアカ・ネクラなど性格はまったく関係ありません。
・必要なのは簡単な技術と、日々の意識の心がけです。
・悪魔の傾聴は、相手に対して「~をしない」不作為の技術が中心です。
自分の話をしない。
相手の話を否定しない。
自分の意見を言わない。
アドバイスしない。
★コメント
凄まじいノウハウが詰まっている。
熟読して、実践を繰り返したい。