◆高橋洋一『高橋洋一、安倍政権を叱る!』を読み解く


★要旨


・日本経済が深刻な状況に陥りかねないから、
その処方箋をつくらなければならない。本書後半では処方箋について詳しく述べていく。 


・一言で言えば、国債を発行し、将来投資を行うことである。


・大きな財政出動をしなければならない。
と同時に、消費増税の失敗を元に戻すことも必要だ。 


・もちろん、筆者のかねてよりの主張は、「増税すべきではない」というものであり、法律上、増税せざるを得ないのであれば、「全品目軽減税率にせよ」というものだった。


・全品目軽減税率にすれば、形式的には増税したことになるが、実際には増税しなかったのと同じである。


・日本国の現在のバランスシートを分析すれば、財政破綻のリスクは非常に小さいことが計算できる。


・確率計算すると、5年以内に破綻する確率は1%未満である。 


・国債を発行し、その資金を使って、災害対策、インフラ整備、技術開発、研究開発、教育投資などの将来投資をして、国の「資産」を増やすべきだ。


・「借金」が増えても、それ以上に「資産」が増えれば何の問題もない。 


・財政出動をすれば有効需要がつくられるから、景気の落ち込みもカバーできる。


・そのうえ、将来に向けた重要な投資にもなる。
しかも金利はマイナスである。


・危機を乗り越えるために、一刻も早く、大規模な財政出動をすべきで


★コメント
経済再生のため、
本質をついた対策を打ち出していきたい。


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