◆松原直美『英国名門校の流儀:一流の人材をどう育てるか』を読み解く

 

 


※要旨


・イギリスには、
パブリックスクールと呼ばれる私立中高一貫校がある。
そこでは社会的に影響力を持つ卒業生を輩出している。


・ロンドン郊外のハーロウ校にて、
私は2014年から18年まで
日本語の教員として働いた。


・ラテン語が必修である意味。


・ラテン語学習が重視されているのも
伝統校の特徴である。
ハーロウ校ではラテン語が新入生の必修科目になっている。


・ラテン語は現在使われていないが、
中世から近世にかけてヨーロッパの
エリート社会の共通言語だった。


・いくつものヨーロッパ言語の源であるラテン語を
学んでいれば諸言語の学習がスムーズになると
考えられている。


・パブリックスクールがラテン語を採用する最大の理由は、
生徒に「西洋文化を継承し維持していく者」
という自覚を促すことである。


・西洋文化は古代ギリシャで生まれたが、
ラテン語は、その文化を引き継ぎ発展させた古代ローマ人が
使った言語であり、西洋文化の勉強には
欠かせない言語だと捉えられている。


・シェイクスピアは必須教養。


・ハーロウ校では初夏の恒例行事として
シェイクスピア劇が講堂で行われる。


・シェイクスピアの作品は、
日本の中学高校で習う古文の
『枕草子』や『徒然草』のように
英国の生徒が必ず学ぶべき作品だ。
中学終了試験や大学入学共通試験にも出る。

 


※コメント
英国のスクールから学ぶことは多い。
日本も独自の伝統を大切にしながら
見習う点は見習いたい。

 

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