◆藤井厳喜『アングラマネー:タックスヘイブンから見た世界経済入門』を読み解く

 


※要旨


・本書は世界経済を裏側から見てみようという試みである。


・アングラマネーと
タックスヘイブン(税金回避地)という2つの存在を通して、
世界経済の実体に近づいてみたいと思う。


・「裏の経済」を見るというアプローチによって、
「表の経済」だけを見ていてはわからない、
世界経済の真実の姿が見えてくるはずである。


・筆者は、長い間、
アンダーグランド・エコノミー(地下経済)に
興味を持ってきた。


・何事においても、表と裏は一体である。
裏のない表はなく、表のない裏もない。


・本書は、脱税、資産隠し、
そしてアングラマネーの還流などの
仕組みそのものに、スポットライトを
当てるものである。


・筆者は1982年から会員制の国際経済情報誌を
在米ユダヤ人の協力を得ながら、
30年以上にわたって発行し続けている。
仕事の関係上、裏経済の情報に接することが多い。


・街金が高度経済成長を支えた。


・何が何でも規則通り、100%法律通りに
税金を徴収しようというのでは、
庶民は息苦しくなってしまう。
特に、そんなことでは中小企業はなかなか育たない。


・今日でこそ違ってきたが、
かつては中小企業の経営は、
概ねドンブリ勘定であった。
ある程度の税金上のお目こぼしが、
中小零細企業に活力を与えていたのだ。


・大事なのは、バランスに尽きる。

 


※コメント
さまざまな情報ネットワークがあり、面白い。
多角的な視点で、物事を見ることは大事だ。

 


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