◆高橋洋一『めった斬り平成経済史、失敗の本質と復活の条件』を読み解く

 

 

※要旨

 

・政治経済や世の中の出来事を正しく理解するためには、
そうした細かく、かつ刹那的な説明だけでは足りない。
それ以上に、
マクロ的な視点からの分析、
すなわち未来を読み解くヒントを与えてくれる
「歴史」という「データ」の検証が不可欠なのだ。


・2013年、日銀が「物価安定の目標」を2%に設定した。
これに関して、
多くの人が誤解していることがある。
それは、この政策の狙いは「物価」よりも
むしろ「雇用」だということ。


・日銀の仕事というのは、
一言で言えば
「失業率とインフレ率の関係を最適にすること」となる。


・少し考えればわかるだろうが、
物価が多少高くても雇用がある社会と、
物価が安い反面、職がない社会。
どちたを目指すべきか、
言うまでもないのではないだろうか。


・シャープも東芝もエルピーダも、
日本企業没落のたったひとつの理由。
答えは簡単だ。
技術力が落ちたのではなく、
円高によって価格競争力が失われただけなのだ。


・単なる投機手段にしてはいけない、
仮想通貨とブロックチェーンの底力。


・2018年、
580億円分の仮想通貨が流出するという
衝撃的な事件が起きた。
これで仮想通貨に対する視線は
ますます厳しいものになった。


・だが、ちょっと待ってほしい。
何より、
仮想通貨の理論は美しい。
それゆえ、
それを支えるブロックチェーンの技術は、
素晴らしいということを忘れてはいけない。
是非、いい方向に進歩させるべく、
努力すべきではないか。

 

※コメント
経済を大きな視点で
みることはとても大事だ。
それによって、
自分は今どこにいるかが分かる。

 


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