友達が会社の健康診断で肺に影があると言われ病院に行った。個人病院だったが、すぐ紹介状を出され大学病院に。結果は肺ガンだったが、奥さんの希望で本人には伝えず自宅療養とした。ガンとは知らなかったため、電話すると、あと少しで会社に出られると言い安心した。本人も咳は出ていたが、車を洗ったり会社に出る準備をしてゆったり過ごしていた。8月にガンが見つかり12月24日29歳の若さで亡くなった。奥さんのお腹には二人目の赤ちゃんがいた。無念だったろうに…大学を紹介した個人病院の先生は、普段自宅往診もやっていたが、ある日、死んだ筈の友人から、先生の携帯に「先生、Sです。苦しいので往診お願いします」と電話が入り、凍り付いてしまったそうだ。友人はあまりの早さで死んだ為、自分の死を認識してないらしい。個人病院の先生はそれから携帯が鳴るのが怖くなり、自宅往診をやめた。