なごみの空間 | 指を組んでも、腕を組んでも左が上

指を組んでも、腕を組んでも左が上

基本的には仕事のこと以外を中心に書いていこうかな。
と、思っています。

昨日は休みだったので、久しぶりに友人に会いに行きました。


その友人は、結構な田舎に住んでいて、自宅の近くで酒屋を営んでおりました。


小さな酒屋さんなんですが、夕方くらいから近所の友人・知人がポツポツと集まりだし、


そこからは自然と立ち飲み屋のようになります。


友人自体が結構個性の強い性格のため、集まってくる人たちも相当な変わり者ばかりでした。


田舎独特の連帯感や、爺ちゃん婆ちゃんの時代からのご近所付き合いの関係なので、


そこに集まる人たちにの会話に遠慮や気遣いがまったくありません。


いい意味では裏表のないお付き合い、悪い意味では超ガサツです。


僕は小さい頃から何度か引っ越しをしているので、最初このような関係性や、


普通の飲み屋さんとはまた違った、立ち飲み屋という雰囲気が衝撃的でした。


そこでふつーに交わされている会話で何度も爆笑させられました。


家の近所に現れた野生の鹿と戦い、激闘の上勝利し、最後は捌いてお召し上がりになったという武勇伝を聞かせていただいたり。


ほぼ毎日現れて大酒飲んでるのに、一度もお金払ってるの見たことがなく、


たまに催促されると子供のような言い訳で誤魔化し、また、それが通ってしまったりする人がいたり。


友人にしても、店主のくせに店のお酒を誰よりも飲んでいました。


まぁ、なんせ個性の強い人たちの集まりで、その中で僕が一番歳下だったこともあり、


また皆さんあまり細かいことを気にしない性格だったので、よそ者が居ても特に気にする様子もなく


僕にしてみればそれがすごく居心地がよくて、暇さえあれば通って、ほとんど入り浸っていました。



でもそれは10年位前の話で、僕も子供が生まれたり、仕事が忙しくなったりして、


もともと距離が遠いのでそう頻繁には行けなくなり、友人にも色んな事情がありしばらく疎遠になっていました。


その間も色んなことがあったようで酒屋さんは休業状態になっていたようでした。



んで、昨日久しぶりに訪ねてみたのですが、本当に酒屋さんは廃業していました。


その代り、食料品から日用品までなんでも扱う小さな商店になっていて、


友人のお母さんと妹さんもいっしょに働く家族経営のお店になっていました。


雰囲気様変わりです。


しかし、血は争えないとはよく言ったもんで、友人の社交的というか誰とでもすぐに仲良くなる性格は


母親譲りのようで、酒屋から商店に代わって今度は店主であるお母さんの友人・知人がお店に集まっておられました。


雨降りにもかかわらず、朝からひっきりなしに近所のおばあちゃんたちが買い物に訪れ、奥のテーブルに集まり


お酒ではなくコーヒーなどを飲みながら、井戸端会議を始めるのでした。


またこれが、酒屋の頃に集まっていた男たちの母親世代なわけで、年季の入り方が違います。


話題にしても暇な時間にしても山のようにあるので話は尽きません。


しかも、皆様耳が遠くなっていらっしゃるので話し声が大きい。


細かいことを気にしないというか、細かいことは耳に入らないらしく、


いつもそれぞれが好き勝手な話をしているそうです。


あまりの店の変わりようと、お年寄りのパワーにあっけにとられていると、友人が


「な、ワシもお前と一緒や、もう、ぼけーっと見とくしかないやろ」


と、一言つぶやきました。


確かにそう思います。


「今日は雨やから暇や」


との事でしたが、雨降りでこの状態なら晴れた日にはどのようなことになるのでしょうか。


でも、酒がコーヒーに代わり、息子世代が夜な夜な集まって騒いでいたのが、


その母親世代が朝から集まっておしゃべりをしてるってことで、見た目は変わりましたが


構造自体は昔とちっとも変わっていないことに、ちょっとホッとしたというか、居心地の良さが変わっていないのに


驚いたというか、不思議な気分になりました。


不思議ついでに、僕と友人が昼飯を食べて店に帰ってくると、お母さんと妹さんが、


集まっていたおばあさんたちが、僕のことを女性だと思っていたらしいと教えてくれました。


何をどのように見たら僕が女性に見えるのでしょうか?やはり不思議な人たちが集まってくるお店のようです。


帰りに庭になっている柿を沢山もらって帰りました。


良い休日でした。



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