ロウソク立の中間に円弧の模様を入れ、ステンレスのビスをグラインダーで削り、底を挽いて焼線でアクセントを付けました。
オイルは荏油を使用しました。





自作のスクレーパーで円弧の模様を入れました。
両サイドは1ミリ程残します



ロウソク立上部の皿部分をスピンドルガウジで挽き
焼線のアクセントも入っています



ステンレスのスリムビス50ミリの先をグラインダーで尖らせます。



ビスの頭はネジのところをペンチで切り取り、上部の皿にドリルで2ミリの穴を開けて、ペンチで掴んで捻じ込みます



底の仕上げはまな板チャックだけでは掴みきれないのでセンターを押して、残った出っ張りはノミで落としました





小さなロウソク立の出来上がりです。
高さ12センチ
ケヤキで燭台を挽いてみました。
燭台と言うよりも”ロウソク立”ですね。
仏壇にも入るように小さくして12センチ程です。
小さいのでカーブを挽くのに手こずりましたが、精魂込めたので上出来でしょう・・・
流石に仕上まではいかなかったので、ロウソクを立てる金具部分とオイルフィニッシュは明日の予定です。



燭台の半割を描いて各部の太さを書き込みました。



ケヤキの角材をドライブセンターで押えて丸くします。



チャックの掴み代を作ります。
材が短かったので2ミリ程です。



図面を当てて線を材に写し取ります。




チャックで掴み直したから逆になります。



慎重に図面と見比べながら挽いていきます。





スピンドルガウジとスキューで挽いていきます。
時間が有ったら明日は仕上げる予定です。
先日、娘には杉でパン皿を挽いて持ち帰らせましたが、今度は娘の友人二人が欲しがっているから作って?と頼まれ、檜で挽き始めました。
樹・(木)の好きなものにとっては、木の持つ匂いはそれなりに香りとして受け止めていると思いますが、あまり関心のない人は(私の娘等)”杉って臭いね~パン載せて匂いが移らない?”と心配していました。
削りたての木に載せて置けば多少の移り香はあるけれど、荏油も塗ってあるし、油と木の匂いは1週間もすれば薄れて来るよ!
1週間後、”ふ~ん”?と納得していたようでした。



サイズの希望があり、22センチと24センチを作ります



円切り治具で円く切り出します



挽き終り。
サンディングするのでこの程度です。



240,320,400まで掛けました。



荏油を塗り、表面を旋盤上で乾燥させました。
オイルは布に付けて薄く延ばしていく感じで、多量に付けて回転させると想像以上に飛び散り悲惨な目にあいますよ~!



滑り止めを挽いて、焼線を入れて出来上がりです。