北アルプス、埼玉70代の女性遭難、救助 | 8時の太陽・道との遭遇

北アルプス、埼玉70代の女性遭難、救助

 埼玉県70代の女性、常念岳と蝶が岳の間縦走中、疲労困憊で動けなくなり救助を求めた。

遭難記事では詳細は書かれてなく、想像したものだが。一の沢コースから6月26日入山12キロ標高1500m、67時間かけて北アルプスダイヤモンドコースの稜線に上がり、その日、常念小屋で泊まる。翌朝6月27日常念岳の山頂を踏み、蝶ヶ岳へ向け縦走中疲労で動けなくなった。

 その日蝶ヶ岳ヒュッテのおかみさんが午後4時になって到着しない。警察に通報。警察の当事者に連絡、動けなくなったと。警察動かないでビバークせよと。一晩停滞箇所で野宿、翌朝、埼玉県警ヘリで救助された。怪我無しと。

 今年のアルプス、雪少なし夏道が広がっているという。それでも3000m級の稜線鞍部では残雪はある筈。女性でしかもソロ北アルプス縦走するくらいのキャリアと自信があったのだろう。油断大敵、今日の続き明日はなかったかも。

 

北アルプス ダイヤモンドコース 常念小屋 

手前 常念岳への登り 1時間もあればピークを踏める

常念小屋から常念岳への登り 撮った日2003年

常念山頂から蝶ヶ岳への稜線 アップダウンがあり厳しい縦走路 当方はその間未踏 

この縦走路のどこかで動けなくなった模様

岳人の憧れ 槍ヶ岳 とんがっている topは狭い