第二十四回 ドル円104円越えの条件?
今週のドル円は、98円を割る場面もありまして
週足も強い陰線となり、下方向への値動きとなりました
選挙も終わりまして、円売り材料の出尽くし感もあり
月足で見ますと、8か月の急騰で調整なく上昇しており
買いポジションが溜まっている状況
調整というのは、売買ポジションが拮抗する為の時間も
必要なので、8月はレンジ下限あたりでもみ合うかなーと
(どこまで押すかはその時の材料次第)
逆にですが、底を固めていかないと、
104円越えは難しいと思います
週足の分析は過去記事とさほど変わらないので
月足を見てみます
ドル円の月足(LIONチャート)
7月の終わりまで三営業日あるので、7月の足は
暫定的なものとなりますが、予想しながら見てみます
(1)8か月連続の陽線ですが、92.50を超えたあたりから
上ひげが目立つ陽線となっています。
(2)5月に高値を付けましたが、
本体よりも長い上ひげを付けて引け
(トレンド転換の可能性)
(3)6月は長い下ひげの陰線となりました。
(トレンド転換・売りサイン)
(4)7月は、6月の高値を超える場面もありましたが
これはイレギュラーな動きとなり
長い上ひげの陰線で引けそうな雰囲気です
(売りサイン)
6月の下ひげ陰線と、7月の足型を合わせて分析すると
月末の終値が99.20水準を超えても
6月の足型と合わせると、陰線の本体部分が短くなるだけなので
下ひげの陰線となり、続落の可能性が高い売りサインとなります
「パターンA」の足型です
月末終値が100.40円を超えていく場合は、
下ひげの陽線となり、底入れ完了、さらなる上昇が期待される
買いサインとなります
「パターンB」の足型です
パターンBは難しいと思いますけどね(^^;
95円に向けて陰線が伸びていく形が自然でしょうか
短期売買は、100.50水準にストップを置いて、
戻り売り回転がいいかなーと思います
日足の記事もできてますが、月足の記事が長くなったので
また後ほど