ジュンスの誕生日によせて〜改めて歌詞を読む[なぜ僕を愛さないのですか] | JYJ world exists blog

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全力でJYJ=ジェジュン、ユチョン、ジュンスを応援します!!!

僕は信じていたんだ
共に喜びを分かち合うために来てくださったのだと

あなたなしでは何もできない
一人ではだめです
すぐに勇気を失う

誇らしい姿を見せようとしたのに 僕を無視された

なぜ愛してくれないのですか
僕の姿 そのままを


はい そのとおりです
僕は意思が弱かったでしょう 期待を裏切ったのでしょう
そうです 成功するために前だけ見て走ってきたのでしょう 愚かな子供

僕の中の僕 幼い時 その子供 彼もやはり尋ねます

なぜ愛してくれないのですか
僕の姿 そのままを


近づけば近づく程遠くなる感じ
僕の声は絶対聞いてくれない

さらに分からないのは父さんが離れてしまった理由

僕は他の人間になることはできない
僕はそのようなことはできない

父さんが望む人生より
そのままの僕になるよ


絶対に二度と天才としては生きていかない 幼い頃のように
僕は生きる間 ただその可愛い一人の子供
記憶の中に大切にしまうよ

戻りはしない
ずっと僕の道を行きたい 戻ることは意味がない

理解して 愛してくれないのですか 僕の姿

なぜ愛してくれないのですか
愛してください
僕の姿 そのままを



これはミュージカル『モーツァルト!』の「왜 나를 사랑하지 않나요」という曲の歌詞訳です。
タイトルを直訳すると「なぜ僕を愛さないのですか」となります。

(DVD紹介等では「なぜ僕を愛せないの」と訳されています)


(注:上記の歌詞は『モーツァルト!』韓国公演での韓国語歌詞を
   私がweb翻訳をベースにして訳したものです。
   日本人キャストによる日本公演や、原語の歌詞とは異なる場合があります。
   DVDの字幕の歌詞とは細部が違いますが、おおよそ意味は同じです)


もう大丈夫だろう、
もう涙も出ないだろう、

そう思って訳し始めたのですが、
DVDでこの曲を聞きながら訳していたら、やっぱりだめですね…


特に

はい そのとおりです
僕は意思が弱かったでしょう 期待を裏切ったのでしょう
そうです 成功するために前だけ見て走ってきたのでしょう 愚かな子供

という部分がDVD(『キム・ジュンス・ミュージカル・コンサート Levay with Friends』)の字幕では
ヴォルフガングが言ってるだけのように思えたのですが
原文(韓国語)で見ると、語尾が「~ですよね?」「でしょう」みたいな
同意を求めるような感じなんです…

つまりこれって、そういうふうにお父さんに責められて
それを認めてるっていう感じですよね…?


この前に「자부심, 정신차려라(プライドよ、しっかりしろ)」という曲があって、
その曲でお父さんは言うんです。

あなたは私達家族を捨てた。
あなたは感謝を忘れて勝手に生きている。
私はあなたを絶対許さない。

って。
自分の物差しでしか測れない父。
その物差しから外れて、ありのまま生きたいという息子を絶対許さないという父。

そこからヴォルフガング・モーツァルト(ジュンスが演じた役)が
父レオポルトへの思いを歌った「なぜ僕を愛せないの」に続いていきます。

父と子の葛藤というのがこのミュージカルを貫く縦糸の一つだと思うので
この曲もその流れの中の重要な曲です。


…なんですが、ミュージカルコンサートのDVDで初めてこの曲を聴いた私には
ジュンス自身の心の叫びにしか聞こえなくてTT

ジュンスは初めて出演した『モーツァルト!』は特別だとよく話すのですが、
最近のインタビューでも最も大切で最も記憶に残る作品だと話していました。


 "나한테는 그 무대밖에 없었고, 두려움이있었다.
그런데 용기를 낼 수 있었던 건 노래 가사가 내 마음을 대변해 줬기 때문이다.
뱉고 싶은 말을 못하는 상황에서 '황금별'이 간접적으로 내 마음을 대변해줬다.
'왜 날 사랑하지 않나요' 이런 가사나 나에게 있던 답답함이나 억압돼 있던 것,
날 가두려고 했던 것에서 마음을 풀어졌다."

"私にはその舞台しかなく、恐怖があった。
しかし、勇気を出すことができたのは歌の歌詞が私の心を代弁してくれたからだ。
言いたい言葉を言えない状況で「黄金の星」が、間接的に私の心を代弁してくれた。
「なぜ僕を愛さないのですか」このような歌詞や私にあった息苦しさや抑圧されていたこと、
私を閉じこめていたことから心を解放した。"



…思い返せば東方神起を知った頃、韓国のドラマを一つも見たこともなければ、
K-POPというのもまったく知らなかった私は
ただ歌がうまくてしかも面白い人達だ~と思ってたんですね。

もちろん歌番組のトーク部分などで韓国の人なんだということは分かってはいましたが
本国の韓国ではどの程度の人気があるのかも知らず、
その頃は日本のテレビにいっぱい出ていたし、
日本で出した日本語の曲のCDもたくさんあったのでそれで十分満足してて。

韓国の事務所を訴えたという話が出てからも、
日本では配信限定シングルが発売されたりジェジュンとユチョンのユニット活動があったりしたので
心配しつつも、そこまでは深く心配はしてなかったのです。


訴えた相手が韓国芸能界で一番大きい芸能企画社だなんて知らなかったから。

その企画社が今までどれだけ芸能人潰しをやってきたかなんて、
さらに知る由もなかったから。

アンチが嫌がらせの電話かけたり、サセンが家まで押し掛けるなんてのも知らなかったし…

裁判やら何やらで、ジュンスが水飲んでも吐くほど、
ユチョンが毎晩お酒飲み歩くほど苦しんでたなんて知らなくて…TT…

後になって、どれだけの重圧がジュンス達の肩にのしかかっていたのだろうと思って…

インタビューはこう続きます。


"'황금별'을 부르면서 간접적으로나마 표현하고 스트레스아닌 스트레스를 풀었다.
그래서 우는 신이 아닌데 매번 울었다.
왜 날 하나의 사람으로 봐주지 않고, 동방신기의 시아준수로 보는지,
무대 위에서 나는 사람이라고 외치면서, 그 노래를 부르면서 용기를 얻었다."

"「黄金の星」を歌いながら間接的に表現し、ストレスでないストレスを解放した。
だから泣くシーンではないのに毎回泣いた。
なぜ私を一人の人間として見てくれず、東方神起のシア・ジュンスで見るのか、
舞台の上で私は人々と叫びながら、その歌を歌いながら勇気を得た。"



原文のインタビューはこちら→김준수 "나는 아직도 많이 부족하다" [인터뷰] | Daum 연예


インタビューの中にもありましたが、ファンクラブ会員数80万人を誇ったという
当時の東方神起。

ファンの多さ、そしてグループとしての名声はありがたいものであると同時に
本人達にも制御できない力となって彼らを圧迫していたのでしょうね…

ジュンスは東方神起の為だけに生まれてきたわけでなく、
自分の人生を歩く為に生まれてきたのに…

…ジュンスにとってこの『モーツァルト!』は
自分をミュージカル界に導いてくれたというだけではない、
生きる勇気を与えてくれた作品なんですね。


この数年見て来て、
実はジュンスが一番分かりづらい人なんじゃないかと思うようになりました。

よく、ユチョンの性格が分かりづらいという話を見かけるのですが、
ジュンスは一見分かりやすく見えるんです。

そこが落とし穴!!(爆)

わりとせっかちで、率直に話をするようでいて
思っていることをじっと溜込んで言わないことがあったり…
かといって根に持つタイプではなく、でも信念は曲げない…
現実的な面も持っていれば、監督が言ってたようにばかみたいに善良なところもあって。

お~!分からない!

と思っていたところに、これも最近のインタビューで
アルバムはファンがいなくなれば出さないけど、ミュージカル出演はずっと続けていきたい、
って話してるのを読んで。

え?
ジュンスにとって歌ってそんなに魅力なくなっちゃったの?
アルバム2枚で出し切っちゃったの?
ファンが大切なのは分かるけど、ファンがいなくなれば歌手やめるって……?

と、また分からなくなっていたんですけど、いろいろインタビュー読んでたら

"오히려 가수를 그만두고 뮤지컬 배우로 활동할 수 있다는생각을 할 정도다.
가수로서는 지금 마음 편하게 100% 보여줄 수 있거나 정정당당하게 할 수 있는 상황이 아니기 때문"

むしろ歌手をやめて、ミュージカル俳優として活動することを考るほどだ。
歌手としては今、心を楽に100%を見せようが正々堂々とすることができる状況ではないから



って話してて…

ジュンスは強いけど、強いけど、強くないー!TT

と、ふたたび思ったわけです…

韓国ではアルバムは出せるし、テレビの歌番組には出られないけどコンサートはできるし。
そう思ってましたけど、ジュンスの心にはその状況がずっと負担になってるんですね…
だからファンがいなくなれば歌手やめるなんて…TT

歌うことが大好きで、
ライブの打ち上げでもカラオケ歌ってたことさえあるっていうジュンスなのに…TT

ミュージカルだって歌うことにはかわりないし、
ミュージカルにしかない魅力があるのは重々承知ですが…

やっぱり、歌手としても歌い続けてほしい。


そう願うのはSでしょうか…(≧∇≦ ; )

ジュンスの負担を知りながら…

でも私がジュンスを知ったのは歌手としてだから…

ジュンスの歌を愛してるので…


それに、いつかまた日本語のバラードを聴きたい。

カバーじゃなくて、過去の曲じゃなくて、今のジュンスのために作られた曲を。

今のジュンスが心から共感して歌える曲を。



…版権とられて歌えないとか、歌えたけどDVDに収録できないとかならない歌を(爆)


でも無理して変なとこと組んでほしくはないので、(笑)
いつか、ね。


たしまじゅちゅじ~も~てど~ いげくっちあ~に~むる~♪
(再び出会うことができなくても これが終わりではないと)

by 12月


あ、でもジュンスの場合、ミュージカルが音源化されたり
今回の『ディセンバー』みたいにスペシャルアルバムが出たりするので
「ミュージカルに専念されたら劇場以外で歌を聴けないTT」ってわけでもないんですよね^^;

それに1年にフルアルバム1枚というのは結構なハイペースなので
もっとゆっくりでもいいかも…(≧∇≦ ; )


いや、あの…作曲者が何人もいるようなバンドでも
1年半に1枚とかをずっと続けてると音楽活動に疲れて参ってくるそうなので…^^;

制作に関わる割合の少なかった昔と違って、
今はソロにしろJYJにしろ制作に深く関わるので
そんなにハイペースだと創作意欲が続かないかもよ~と^^;


…って、ジュンス誕生日記念にジュンスの心に深く刻まれている曲を訳したのですが
最終的に私からジュンスへのお願いと提言になってるっていう……( ̄∀ ̄;)

ここに書いても届かないでしょうが(爆)(≧∇≦ ; )


のえげたっちもったんねま~むん~♪
はぬる~ろ~たしとらが~♪
(あなたに届かなかった私の心は 空へまた戻っていく)by 12月



ジュンス、韓国だと28歳、日本の数え方だとまだ27歳ですよ~。

これから、ですよね。

なんでしょ…移り変わりの早い韓国では、
アイドルとしてはそろそろ終わりの方なのかもしれませんが^^;
ジュンス自身も言ってたように、
ミュージカルでできる役は30代以降の方が多いと。

ユチョンは、もはやアイドル出身という肩書きは似合わないと言われるほど
俳優として実力を認められてますし、
ジェジュンもこの前のフルアルバムでミュージシャンとしての力量をとても褒められていて
俳優としてもユチョンほど一足飛びではないにしろ
一作ずつ着実に進歩している。

そういえば年をとることに若干肯定的になり始めたかな?と思えたのが
『Dr.Jin』の撮影をしていた頃でしたね。


音楽活動を妨害してる人々を肯定は絶対できませんけど、
いろんな道が塞がれる中でジェジュン、ユチョン、ジュンスがそれぞれ切り開いた道は
確実に未来へと続いていますね。

疲れた時は休んで、ゲームして、サッカーして…(笑)

また元気が出たら歩き出して…

歌を続けてくれたらいいな、と思います。

ジュンス、ハッピーバースデー♪

そして、ドラマ『奇皇后』に出てたの本人だった(笑)ジュノ君もハッピーバースデー♪


最後にジェジュンのツイを乗っけておきます。


2013年12月15日(日)

kimjaejoong@bornfreeonekiss

윽..준수자나보다 ㅜ
준수야 생일축하하고 세상에서 제일 멋진 보컬리스 사랑해^^ 01:01

うっ…ジュンス寝たようだT(泣)
ジュンスヤ誕生日おめでとう、世界で一番素敵なボーカリスト愛してる^^



( T ∀ T )

なんかすごい面白かったんですけど…

12時過ぎて、よし!ジュンスヤに誕生祝い言おう!って、
電話かカカオトークか分かりませんけどかけて…
「出ない…ジュンスヤ~( T ∇ T )」ってなったジェジュン…(笑)

あったかいヒョン(兄)ですね…^^


過去にブログに書いた関連記事はこちら
ジュンスのミュージカルの原点~改めて歌詞を読む[僕は 僕は音楽]
黄金の星



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