またまた須賀しのぶさん。

これまた面白かったーーー。



戦時下のドイツです。ナチスです。

以前読んだ『革命前夜』や『また、桜の国で』でも、ナチスの黒い影はかなりの影響を及ぼしていたけれど、この『神の棘』は本丸。


まさにあのナチス。

歴史の教科書やあるいは本、あるいは映画で

その恐怖政治を知る機会は多いけれど

その主人公は大抵、市民や奴隷化に置かれた人々(ユダヤ人)ということが多い様に思う。

だからこそその残忍さがわかるんだけど、

この本の主人公はナチスの隊員と修道士。

ナチスの隊員はもとより、

教会が絡むことで、さらに歪みが深まり、さらなる疑問が生まれてくる。


どうしようもない時代に

どうしようもない戦争が生まれ、

どうにも出来ずに巻き込まれる理不尽さよ。


信念は時に暴力と化す。

民衆は非力だ。


何が正解だったかなんて、

後の時代にならないと誰にもわからない。

ただ、あの世界大戦、

それだけはもう二度と起こしてないならない。

それだけは確か。


『革命前夜』や『また、桜の国で』と合わせて読みたいのはもちろん、映画『ライフイズビューティフル』や『サウンドオブミュージック』も改めて観てみたい。

待ちに待ってた奥田さんの新作は短編集。

不思議な物語ばかり。



今回みたいに不思議な話ばかりだと、

余計に設定や人物がリアルに感じられて

さすが奥田さんだな、と。

描写や抜け感がちょうどいいんだわ。


いつも思うんだけど、

奥田さんって独身だよね??

家族ものの共感が凄いんだよなぁ。


特に題名にもなってる『コロナと潜水服』って話は、今のコロナの世界での日常の物語がベースになってて、リアルで面白い。

こんなよく分からない世界を、リアルタイムで小説にするってどんな気分なんだろう。


そして、今の私たちが読むと

リアルだなーってすんなり読めるんだけど

後世の人たちはこれをどう読むんだろう。


それが一番不思議だわ。

また扁桃腺が腫れた。

金曜日になんとなく痛いなぁと思ってたら

土曜日には無視できない痛みに。

でも時すでに遅し。

午後には病院は閉まってる。


もうこうなったらおさまらず一日耐えて、

日曜日朝イチ、あいてる内科へ。


抗生物質と痛み止めをもらって様子見。


ほんとこの扁桃腺炎はよくなる。

もはや急性ではなく慢性なんじゃないかな。


いつものだ、と思う反面、

やっぱりこんな時期なので

コロナも頭をよぎり不安に。

しんど。。。


んでもって来週水曜日はワクチン予約日。

これも無理だな。。


月曜日にみた不穏な雲。。

前兆だったのかな。