テニスをしているとだんだん調子がよくなってくる経験をしたことがある方も少なくないのではないでしょうか?
よく「ゾーンに入る」と言われますね
テニスに限らず勉強やスポーツ全般でも使われますね
テニスでは集中力が高まってくるとゾーンに入りやすくなります
ラリー練習を高速で30分くらい続けると入りやすいです
高速で行うので自然と頭の回転が速くなり、動きも俊敏にしないと間に合わなくなります
なおかつコントロールもしなくてはいけないので常に高い集中力を維持しなければいけません
そして繰り返し打ち続けることで、どこまで力を入れるべきか?どこまで力を抜いてもいいか?という微調整を繰り返すことになります
30分も打っていればだんだん反復練習に体が慣れてきますし、集中力も高まっていきます
するとだんだん相手とボールと自分という最低限の情報だけに注目し、それ以外のことが離れていきます
いつ高速で飛んできても反応できるように緊張感は高いままです
かつ素早く動くために程よく力も抜けている状態です
この状態までなればいつもの守備範囲も広くなり、ボールの攻撃力、一歩目の反応、コントロールすべてが向上します
1.2倍くらいのイメージです
ある程度思った通りのプレーができるためだんだん楽しくなってきます
と、ここまでがテニスでゾーンに入ったときの感覚の紹介でした
さて、毎回この状態で試合に入れれば理想ですが、現実はそうもいきません
ゾーンに入ることを意識するあまり、普段のプレーが雑になる、なんてこともよくあることです
ゾーンに入れることの方が稀ですし、狙って入れるほど簡単なものでもありません
期待しないようにしましょう
それよりも普段のプレーの質を高く保つことを意識しましょう
ミスをしないことが前提で、より速く反応し、より速く動き、よりよくコントロールする
その積み重ねのほうが大切です
最後まで読んでいただきありがとうございました