個人の医療情報 ネット上で管理…京都のNPO法人など開発
NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(京都市)とPHS(簡易型携帯電話)最大手ウィルコム(東京)などは12日、メタボ健診(特定健診・保健指導)の電子カルテなどを利用して、健診結果や病歴など個人の医療情報をネット上で一元管理する「ポケットカルテ」を共同開発したと発表した。パソコンなどで簡単に閲覧でき、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の個別指導も受けられる仕組み。6月から試験運用を始める。
血圧や血糖値、コレステロールなど、メタボ健診の電子データ、病歴、通院歴、アレルギー情報などをネット上の個人専用ホームページに保存する。10月以降は、蓄積されたデータに沿って、適切な運動、食事の個別指導などの医療サービス(有料)を順次、実施する。年間10万人の利用者を見込んでいる。
同センター副代表理事の北岡有喜・京都医療センター医療情報部長は「将来は在宅診療や遠隔医療にも応用できる。生体認証システムと組み合わせれば、救急現場で患者の医療情報を活用することもできる」と話している。
出典:読売新聞