比沖で26人救助、日本郵船タンカーが入港 喜入港 検疫官ら船内調査
比沖で26人救助、日本郵船タンカーが入港 喜入港 検疫官ら船内調査
フィリピン・ルソン島北西沖で18日未明、遭難したパナマ船籍貨物船「JIN SHAN」(28人乗り組み)の中国人乗組員26人を救助した、日本郵船のタンカー「TOWADA」(3万6000トン、24人乗り組み)が21日朝、鹿児島市の喜入港に入港した。検疫官や税関職員らが船内に入り、検疫や貨物船乗組員の手荷物検査などを行った。
タンカーは午前9時ごろ、同市喜入中名町の新日本石油喜入基地内に着岸。検疫未了を示す黄色の旗が掲げられ、検疫官が両船の乗組員の健康状態などを確認した。感染症などの症状はみられなかったという。その後、喜入海上保安署の職員や、通訳を補助する鹿児島大学の留学生2人も船内に入った。
タンカーのメイト・ブリティン(50)船長が管理会社に行った説明では、貨物船の26人は長さ約6.5メートルの救命ボート1隻に疲れ切った様子で座り、救助後は安心した様子をみせたという。
26人は同日午後、入国手続きを済ませ福岡市内のホテルに移動する予定。
タンカーは18日午前2時(日本時間)ごろ、救助現場付近を航行中、中国当局から要請を受け、26人を救助した。貨物船の残り2人の乗組員は行方不明。
出典:南日本新聞