サツマイモの改良種・翠王 鶴岡で加工品開発検討会
サツマイモの改良種・翠王 鶴岡で加工品開発検討会
鶴岡市藤島地域で栽培されるサツマイモの改良種・翠王(すいおう)の販売拡大に向け、鶴岡市は14日、加工品開発検討会を同市のイル・ケッチァーノで開いた。物産販売、飲食、温泉施設などの事業者らに翠王を素材に用いたパンやうどんなどを試食してもらい、意見を交わした。
翠王は、眼病予防に効果があるとされるルテイン、カルシウム、食物繊維などを多量に含み、主に葉と茎を食用にする。くせがなく、食感は山菜のミズに似ている。市藤島庁舎エコタウン室は、地元の生産者と連携して栽培研究に取り組んでいる。市は、販売拡大策として、翠王をパウダーやペースト状にして使う加工品開発も研究しており、県の支援を受けて販売戦略の策定にも取り組んでいる。
この日は、関係者約50人が参加し、粉末の翠王を練り込んだうどんやコンニャク、菓子類などを試食。県庄内総合支庁の「食の都庄内」親善大使・奥田政行シェフも、パスタやスープ、肉料理なども提供した。
出席者は「くせがなく、どんなものに混ぜてもおいしく食べることができる」などと話していた。市は、翠王の健康機能を生かして、高齢者向け食品への展開などを視野に入れており、出席者の意見を集約して販売戦略をまとめる方針だ。
出典:山形新聞