この春、禁煙希望者に好機到来
この春、禁煙希望者に好機到来
断念歴のあるあなたも、今度こそできるかも!?
日本人の喫煙率は29.5%。先進国の中でも喫煙天国と言われています。ちなみにカナダ20.0%、米国21.6%、フランス25.4%、英国26.0%(世界保健機関調査)と、欧米各国では年々、喫煙者が減少していると聞いています。
日本でも国や地方自治体あげた取り組みによって、少しずつ禁煙者が増えているようですが、いまだ喫煙率は高止まり傾向が続いています。今後も官民挙げての禁煙対策が実施されることでしょう。
そこで、肩身の狭い喫煙者の皆さんに朗報です。この春、禁煙を目指す絶好の機会到来です!
(1)3月から自動販売機でタバコを購入する際、成人識別カードが必要になります
未成年者の喫煙防止対策の一環として、3月より「taspo(=タスポ、成人にのみ発行されるICカード)」対応の「成人識別たばこ自動販売機」が導入されました。今後順次、taspoがなければ自動販売機でたばこを購入することができなくなります。お子さんに「ちょっとタバコ買ってきて」というのはかなわないことになります。この際、面倒なカードの申し込みは止めましょう。
(2)4月から保険による禁煙治療が受けられるようになります
この4月から、医療機関での禁煙指導に健康保険が適用されるようになります(一定の条件あり)。禁煙治療の費用は、初診料、再診料などの他に、「ニコチン依存症管理料」を支払いますが、患者が3割負担の場合なら3000円程度ですみます。禁煙指導はこれまで自由診療で行われてきたため、医療機関によって指導料が異なり、数万円もの指導料を請求されることも珍しくありませんでした。4月からは、公的保険の下で禁煙に取り組むことができるようになります。
(3)禁煙補助薬が次々と導入される予定です
今まで禁煙補助薬として、禁煙ガム「ニコレット」や肌に貼るパッチタイプの医薬品「ニコチネル」などが販売・処方されてきましたが、4月には経口薬という新しいタイプの薬剤が発売される予定です(米ファイザー「チャンピックス」)。大正製薬と英グラクソスミスクラインから、OTC薬でパッチタイプの禁煙補助薬が承認申請されています。ノバルティスも大衆薬を開発中です。製薬企業にとってはおいしい「禁煙市場」を前に、補助薬の開発ラッシュが続いています。
以上、「不自由なタバコの購入」、「公的医療保険の適用」、「新しい禁煙補助薬の発売」と、禁煙のための好条件がこの春にそろいます。
これまで禁煙をあきらめてきた喫煙者のみなさん、新学期を契機に、今年こそ禁煙に取り組みませんか?
いままで、何度もタバコを止めようとした方、過去に禁煙したことのある方、そしてこれから禁煙に取り組もうと考えている方は、これを契機に「禁煙」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
禁煙の暁には、きっと、身も心もクリーンな生活が待っています。
出典:オーマイニュース