県民の7割が「運動不足」/県政モニター
県民の7割が「運動不足」/県政モニター
県は、今年度行った第3回県政モニターアンケート「県民の健康・スポーツに関する意識調査」の結果を公表した。この調査から、運動不足を感じる県民が7割以上いることが明らかになった。運動しにくい理由として、主に「仕事で忙しい」「機会がない」が挙げられ、気軽にスポーツへ取り組むための意識改革や環境づくりが課題となっている。
県は1968年から、県民から広く意見を聞く県政モニター制度を取り入れており、今年度は防犯と食育に関するアンケートを既に行っている。今回の調査は199人のモニターに対して実施され、173人が回答した。
調査結果によると、「近ごろ健康だと思うか」の問いに「大いに健康」「まあ健康」と答えた人の割合は73・5%。自分の体力に「自信がある」「普通」と回答した割合は前の質問を下回る60・7%で、〝健康〟でも体力に不安を感じる人がいた。これについて県は「主な要因は運動不足」としている。
「運動不足を感じるか」の問いに対しては、「大いに感じる」とした人が38・7%、「ある程度感じる」が35・8%で、運動不足を気にしている人が7割以上に上った。
回答者を属性別にみると、運動不足を感じているのは男性より女性が多く、男性を14・9ポイント上回る81・5%だった。
年齢別では、運動不足を気にしているのは40代が最も多く、運動不足を「大いに感じる」が54・8%、「ある程度感じる」が38・7%と9割を超した。「大いに感じる」が最も少なかったのは60代以上で17・1%。
これについて県は「退職して時間的余裕があり、運動している人が多いため」とみている。
また運動やスポーツの回数について、「週に3日以上」と答えた人は17・9%、「週に1、2日」が23・7%。国は週に1日以上運動する人の目標値を50%に掲げており、本県は8・4ポイント下回る41・6%だった。
年代別では、週に1日以上運動していたのは60代が56・1%と最も多かった。しかし、全く運動しない人の割合が一番多かったのも60代で、運動する人としない人の両極化がみられた。
運動やスポーツがしにくい理由は「仕事などで忙しい」(38・2%)、「機会がない」(29・5%)、「仲間がいない」(27・7%)、「金がかかる」(同)、「場所や施設がない」(22・5%」などが挙げられた。
県は「県体協や各市町村とともに、気軽にスポーツに親しめる環境づくりが必要」としている。
出典:陸奥新報